灘高、3年ぶり2度目の優勝…数学甲子園2017

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「数学甲子園2017」優勝(=文部科学大臣賞)灘高等学校「バンジー改チーム」
  • 「数学甲子園2017」優勝(=文部科学大臣賞)灘高等学校「バンジー改チーム」
  • 「数学甲子園2017」準優勝 南山高等・中学校女子部「しらゆりチーム」
  • 「数学甲子園2017」敢闘賞 大阪星光学院高等学校「数ぽよ&mathleteチーム」
  • 「数学甲子園2017」本選/競技中のようす
  • 「数学甲子園2017」本選/競技中のようす
  • 「数学甲子園2017」本選/競技中のようす
  • 「数学甲子園2017」本選/Math Liveのようす
  • 「数学甲子園2017」本選/Math Liveのようす
 9月17日に行われた「数学甲子園2017(第10回全国数学選手権大会)」の本選において、兵庫県の灘高等学校「バンジー改(かい)チーム」が全国253校579チームの頂点に立った。灘高等学校のチームが優勝するのは3年ぶり2度目のこと。

 数学甲子園は、全国の中学校、高校、中高一貫校、高等専門学校の数学日本一を、3から5人のチーム対抗戦によって競い合う大会。単に数学の問題を解くだけでなく、自分たちで問題を創作し、その問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技を通じ、「数学力」「創作力」「問題解決力」「チームワーク力」を育む。2017年大会には、過去最高となる253校579チーム、2,353人が参加した。

 本選には全13都道府県で開催された予選から勝ち進んだ36チームが出場。2017年大会から名称・内容ともに大幅に変更された本選競技に挑んだ。36チームは、本選前に事前課題が与えられ数学の問題を創作する「Math Create」と、本選会場で真の数学力に挑む「Math Battle」に挑戦し、この2競技の得点に基づき上位6チームを選抜。その後、選抜された6チームは「Math Create」で創作した問題をプレゼンする「Math Live」に挑戦した。「Math Live」は従来の決勝ステージにあたり、今大会からは敗者復活制度も導入された。

 優勝した灘高等学校「バンジー改チーム」は、メンバー5人全員が男性かつ高校2年生のチーム。「『操・連・投』の3つの文字すべて使って数学の問題を作成しなさい」という「Math Create」の課題テーマに対し、「サイコロの出る目を操れる能力者が、サイコロを連続して投げてすごろくをしたときの勝率について」というユニークな問題を創作した。プレゼンテーションにおいても冷静かつ的確な受け答えと確かな数学力を発揮し、学校としては2014年以来3年ぶり2度目となる優勝を勝ち取った。今大会から、優勝チームには「文部科学大臣賞」が授与されている。

 準優勝には南山高等・中学校女子部「しらゆりチーム」(愛知県)が、敢闘賞には大阪星光学院高等学校「数(すう)ぽよ&mathlete(ますりーと)チーム」(大阪府)が選ばれた。入賞の4位には海陽中等教育学校「拍手やめろ普通にチーム」(愛知県)、5位には豊島岡女子学園「カナチャントマイノリティチーム」(東京都)、6位には江戸川学園取手高等学校「Aチーム」(茨城県)、7位には敗者復活から勝ちあがった灘高等学校「ジェイソンどら焼きチーム」(兵庫県)が選ばれ、2017年大会は幕を閉じた。

◆数学甲子園(全国数学選手権大会)歴代優勝校
第1回(2008年)愛知県立時習館高等学校(愛知県)
第2回(2009年)愛知県立時習館高等学校(愛知県)
第3回(2010年)福井県立藤島高等学校(福井県)
第4回(2011年)明照学園樹徳中学校・高等学校 Aチーム(群馬県)
第5回(2012年)海陽学園海陽中等教育学校 Dチーム(愛知県)
第6回(2013年)東海高等学校 チーム今でしょ!(愛知県)
第7回(2014年)灘高等学校 おめがチーム(兵庫県)
第8回(2015年)神戸女学院高等学部 Primeチーム(兵庫県)
第9回(2016年)滝高等学校 去年は予選落ちチーム(愛知県)
第10回(2017年)灘高等学校 バンジー改チーム(兵庫県)
《畑山望》

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