デジタル教材で学力や学習意欲向上、光文書院が実証実験レポート

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 光文書院は2018年3月23日、タブレット学習に関する実証実験レポートをWebサイトに公開した。デジタル教材を使った学習によって、学力や学習意欲が向上したほか、児童自身も学力向上を実感するなどの効果があったという。

 光文書院では、2016年から自社のデジタル教材を小学校の授業で使ってもらい、学習効果や指導方法を検証している。今回、2016年から2017年2学期(12月)までの結果をまとめ、「実証実験レポート(中間まとめ)」としてWebサイトに公開した。

 使用したのは、光文書院のデジタル図書教材「デジタル漢字ドリル(デジ漢)」と「デジタル計算ドリル(デジ計)」。タブレットパソコンを使用し、家庭に持ち帰って宿題としてもタブレット学習に取り組んでいる。

 デジ漢を使った漢字の学習では、学力低位~中位の児童で学力向上がみられた。デジ漢使用前の漢字小テスト平均点が80点未満の5年生13人では、平均点が40.9点から54.9点へと14点上昇した。

 デジ計を使った計算の学習では、「計算ができるようになった」と回答した児童(4年生)の割合が1学期34.4%から、2学期70.9%へと36.5ポイント上昇。児童自身が計算力の向上を実感する成果があった。

 また、漢字、計算ともに特に学力低位児にデジタル教材が好意的に受け入れられ、学習意欲の向上につながっているという。

 このほか、効果的な指導方法についても「とめ・はね・はらいを指摘してくれるので、字形への意識が高まった」など、児童アンケートや担任教諭ヒアリングなどを用いて紹介している。

 光文書院では、紙の教材とデジタル教材を組み合わせた効果的な学習方法などについて、今後も実証実験を継続していく。Webサイトでは、学校ごとの授業見学のようすなども掲載している。
《奥山直美》

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