子どもの迷子、8割が「2~5歳」 3人に1人が行っている対策とは

 ドリームエリアは2018年8月17日、子どもが迷子になったニュースを受けて実施した緊急アンケート調査の結果を公表した。子どもとはぐれることが多かった年齢は「2~5歳」が8割を占めた。迷子対策では「目立つ服を着せる」がもっとも多かった。

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子どもとはぐれることが多かった年齢
  • 子どもとはぐれることが多かった年齢
  • どのような状況・場所ではぐれたか
  • 迷子対策で行っていること
  • 児童見守りサービス「みもり」
  • 児童見守りサービス「みもり」
 ドリームエリアは2018年8月17日、子どもが迷子になったニュースを受けて実施した緊急アンケート調査の結果を公表した。子どもとはぐれることが多かった年齢は「2~5歳」が8割を占めた。迷子対策では「目立つ服を着せる」がもっとも多かった。

 ドリームエリアは、2018年7月4日からスマートフォンで利用できる子どもの見守りサービス「みもり」を提供している。子どもと保護者が10m前後離れたときに保護者にアラートを送信でき、迷子防止にも利用できる。

 同社はこの「見守り」について、「子どもの迷子」に関する緊急アンケートを2018年8月16日に実施。ドリームエリアが運営する地域コミュニティーサービス「マチコミ」利用者のうち、子どもがいる保護者を対象に、インターネット調査を行った。有効回答数は3万2,504人。

 「子どもとはぐれることが多かった年齢」をたずねた結果は、「2~5歳」が80%と圧倒的に多く、「小学1~2年」11%、「小学3~4年」4%と続いた。2歳といえば、自分で歩き始めることができるようになる年齢。2歳ごろから小学生になるくらいまでの子どもが、保護者とはぐれやすいことが見て取れる結果となった。

 「どのような状況・場所ではぐれたか」という質問では、53.1%が「子どもが興味のある場所へ行ってしまった」と回答。「親が何かに集中しているときにいなくなった」(24.3%)という回答の約2倍を占めた。

 「迷子対策で行っていること」は、「目立つ服を着せる」が27.5%ともっとも多く、「携帯電話を持たせる」20.1%、「集合場所を決めている」16.8%と続いた。

 「迷子で記憶に残っていること」のフリーコメントからは、「祖母だけで、息子を動物園に連れていき、息子は自分の行きたい場所に走って行き迷子になりました」「お祭り会場で花火が始まる際、照明が消えたときに見失った」「下の子がヨチヨチ歩きのころ、下の子を気にしているうちに、近くにいたはずの上の子がいなくなって」しまったなど、わずかな時間や油断ではぐれている実態が浮かび上がっている。
《奥山直美》

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