通学型スクール、2019年4月「N中等部」開校

 角川ドワンゴ学園は2018年9月13日、2019年4月に「N中等部」を開校すると発表した。2016年4月に開校したネットの高校「N高等学校」の生徒数が7,000名を超え、生徒・保護者からの要望も受けて中学生にとっての新しい学びの選択肢を提供するという。

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2018年9月13日開催「N中等部」設立発表会のようす
  • 2018年9月13日開催「N中等部」設立発表会のようす
  • N中等部
  • N高等学校 生徒・保護者満足度調査
  • 既存の学校に合わない児童・生徒(全国)
 角川ドワンゴ学園は2018年9月13日、2019年4月に「N中等部」を開校すると発表した。2016年4月に開校したネットの高校「N高等学校」の生徒数が7,000名を超え、生徒・保護者からの要望も受けて中学生にとっての新しい学びの選択肢を提供するという。

 「N中等部」は、「常識を超えて、未来を創る。」をスローガンに、通学型スクールとして東京都内(新宿・代々木付近)に開校予定。社会で求められる創造力を身に付けるために、実践型授業を柱にしたカリキュラムで学習を行う新しい教育コンセプトの“プログレッシブスクール”だという。学校教育法第一条に定められた中学校ではなく、自身の中学校に在籍しながら通うことができる。

 角川ドワンゴ学園は、開校するに至った背景として、人工知能(AI)の発達により劇的に変化するこれからの社会を生き抜くための力や考え方を身に付けられるような実践的な能力開発の教育を行う必要性があること、またN高等学校において開校からわずか2年半で生徒数が7,000名を超え、全生徒・保護者の8割以上が満足しているとのアンケート結果が得られたことによる教育の成果があるとしている。

 また、既存の学校に不適応な中学生が少なくない数存在しているのも開校のきっかけになっているという。文部科学省の調査よると、学年が上がるにつれて不登校の児童・生徒数は増加しており、中学3年時に約4万人の不登校生徒がいるという。一方、高校1~3年生の不登校生徒数は約3万人で、通信制高校に通う高校生は全国に約18万人いるとされる。角川ドワンゴ学園によると、通信制の中学校が制度上存在しないことを考慮すると、不登校生徒の数以上に既存の教育制度に不適応な状態の中学生がいると考えられる。

 中学生にとっての学びの場の選択肢が充分に用意されているとは言えない現状から、新しい学びの場や機会を実現する場として「N中等部」を開校する。N中等部では、プロジェクト型学習やライフスキル学習といった創造力と協働力が身に付く実践型授業を中心に日々の授業を進める。また、N高の教育システムと同様に、ITツールを活用し、基礎学習から大学受験の先取り学習まで対応した個別型学習で自分のペースで学力をつけ、プログラミング学習を通して論理的な思考も学ぶことができる。

 開校初年度の定員は40名。週5日、週3日、週1日の通学コースの中から自分にあったプランを選択でき、費用はコースによって異なる。入学資格は小学校卒業またはそれに準ずるもので、2019年4月時点で中学校に在籍する者。9月13日より資料請求・出願受付を開始し、2019年1月以降に入学テストを行う予定。9月29日にはN高・代々木キャンパスにおいて第1回目の説明会を実施する。また、個別相談も随時実施。詳細はWebサイトで確認できる。

◆N中等部
開校:2019年4月(準備中)
所在地:東京都内(新宿・代々木付近)
定員:40名
年間費用:
・Weekday Course(週5)…64,800円/期
・3Days Course(週3)…48,600円/期
・1Day Course(週1)…32,400円/期
※初年度は入学金などの諸経費が別途必要
※設備管理費が期毎に10,800円必要
※学校休校日等を除く年間の登校日を12分割したものを1期とする12期制
入学資格:小学校卒業またはそれに準ずるもので、2019年4月時点で中学校に在籍する者

《畑山望》

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