イオレは、小学生から高校生までの子供をもつ「らくらく連絡網」の利用者を対象に、学習塾の夏期講習についてアンケートを実施した。その結果、中学3年生の半数以上が夏期講習を受講することや、子供のモチベーション維持に不安を感じている親が多いことがわかった。
学習塾の夏期講習に関するアンケートは、イオレが運営するグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を利用中の、小学生から高校生の子供をもつ702人を対象としたもの。2022年7月13日～7月20日にインターネットで調査した。
子供を夏期講習に通わせる予定はあるかを尋ねたところ、約3人に1人が「はい」と回答。小中高いずれも学年が上がるごとに割合が増加した。夏期講習を受講する割合がもっとも多かったのは中学3年生で、54.8％にのぼった。
夏期講習に通わせると回答した人に日数や形態を質問したところ、最多となったのはそれぞれ「8～14日」「集団学習」。はじめて夏期講習に通わせた年齢としては、中学1年生が21.9％でもっとも多かった。
夏期講習に求めることとして上位を占めたのは、「苦手科目の克服」「授業内容の復習」「受験対策」。また夏期講習で不安に思うことを聞いたところ、「子供のモチベーション維持」がダントツだった。
一方、夏期講習を受講させないと回答した人にその理由を尋ねたところ、「塾に通っていないから」「費用が高いから」「子供が望んでいないから」が上位だった。
