青森県教育委員会は2023年1月5日、県内中学校等卒業予定者の進路志望状況（第2次調査）の結果をまとめた報告書を公表した。学校・学科別の進学志望倍率は、弘前工業（建築）1.49倍がもっとも高く、青森南（普通）1.48倍、弘前実業（情報処理）1.38倍が続いた。
報告書（第2次調査）は、2023年3月県内国公私立の中学校および特別支援学校中学部卒業予定者の進路志望状況について、12月13日現在の結果をまとめたもの。
中学校卒業予定者数は前年度比269人減の9,915人。このうち、高校等進学志望者は9,840人で、進学志望率は前年同率の99.2％。志望者数は、県内高校（全日制）が8,936人（県立6,880人・私立2,056人）で、募集人員1万1,080人（県立7,325人・私立3,755人）に対する志望倍率は0.81倍（県立0.94倍・私立0.55倍）であった。
学校・学科別の進学志望倍率では、弘前工業（建築）1.49倍がもっとも高く、青森南（普通）1.48倍、弘前実業（情報処理）1.38倍、弘前実業（スポーツ科学）1.33倍、弘前工業（情報技術）1.31倍、三本木農業恵拓（動物科学）1.31倍、八戸工業（電子）1.31倍の順に続いている。
一方、進学志望倍率が低い学校は、柏木農業（環境工学）0.23倍、八戸水産（水産工学）0.23倍、浪岡（普通）0.24倍、八戸水産（水産食品）0.29倍、五所川原農林（森林科学）0.31倍等であった。
その他のおもな進学志望倍率は、青森（普通）1.18倍、青森西（普通）1.26倍、青森東（普通）1.13倍、青森工業（情報技術）1.20倍、弘前（普通）1.23倍、弘前中央（普通）1.30倍、黒石（情報デザイン）0.95倍、黒石（看護）0.85倍、八戸（普通）1.08倍、八戸東（普通）1.10倍等。
2023年度青森県立高等学校入学者選抜は、出願受付が2023年2月14日～20日。学力検査が3月7日、追検査が3月15日、合格発表を3月17日に行う。合格発表同日に再募集実施校と募集人員を発表。再募集の出願受付は3月20日、再募集検査は3月22日、再募集合格発表は3月23日に実施する。
