大学通信は2024年7月末～8月初旬にかけて、エリアごとの「2024年難関10国立大現役進学者数」を公表した。今回は中国・四国エリアから「岡山県」の難関10国立大現役進学者数を紹介する。進学率は3位「岡山朝日」、4位「倉敷青陵」。現役進学者数合計でみると「岡山朝日」は同数1位、「倉敷青陵」は3位となっている。進学率1位・2位の高校は大学通信のWebサイトで確認できる。
難関10国立大現役進学者数は、全国約4,300校を対象に進学状況アンケートを行い、2024年度の卒業生数に占める難関10国立大（東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、東京工業大、一橋大、神戸大）への現役進学実績をエリアごとに掲載。10国立大ごとの現役進学者数のほか、現役進学者数合計、卒業生に占める現役進学者数合計の割合を示した進学率を一覧にしている。
岡山県の現役進学者数合計をみると、同数1位で「岡山朝日」36人、3位「倉敷青陵」30人。そのほか「岡山操山」17人、「津山」15人、「岡山芳泉」13人など。「岡山朝日」の進学先は、大阪大が最多12人、ついで神戸大8人、東京大7人、名古屋大3人、京都大、東北大、九州大各2人。「倉敷青陵」は、大阪大11人、神戸大10人、九州大6人、京都大、名古屋大、北海道大に各1人が進学した。
進学率では、3位「岡山朝日」10.6％、4位「倉敷青陵」9.5％、5位「岡山白陵」6.7％、6位は同率で「岡山操山」「津山」6.4%となった。
進学率1位の高校は、進学者数合計は「岡山朝日」と同じく36人だが、進学先の内訳は、東京大への進学者がもっと多く13人。ついで、九州大9人、大阪大5人、京都大3人、北海道大、神戸大各2人など。卒業生の約4人に1人が難関10国立大への現役進学を果たしている。
大学通信のWebサイトでは、岡山県の進学率1位・2位の高校のほか、難関10国立大へ現役進学者を輩出した高校を一覧で掲載。同ページにて中国・四国エリア各県の結果も紹介している。
2024年 難関10国立大現役進学者数「岡山県」1位は？
