文部科学省は教育や生涯学習の復興に取り組む機関である。今、子どもたちの教育環境は小学校での英語教育開始や、タブレット端末を使用した授業の導入等、グローバル化や教育ICTの充実に向けて大きく変化している。文部科学省の取り組みやそれに関するニュースを提供している。
鹿児島県の伊藤祐一郎県知事が、8月27日に行われた総合教育会議で発言した「高校教育で女子に(三角関数の)サイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」との一言が波紋を呼んでいる。
文部科学省は8月27日、平成28(2016)年度開設予定の大学の学部等の設置届出について発表。設置届出を受理した大学(平成27年6月分)は14校、武蔵野大学がグローバル学部を設置するほか、京都産業大学が理学部宇宙物理・気象学科を設置する。
文部科学省が全国学力テストとともに行った児童生徒アンケートで、「いじめはいけないことだと思うか」という項目について、小学生は8割以上が、中学生は7割以上が「当てはまる」と回答。平成19年度の調査開始以来、過去最高になったことが明らかになった。
文部科学省は8月21日、平成26(2014)年度文部科学白書を刊行した。国際的な学力調査の平均得点で日本は国際的に上位を維持しているが、学習に対する意欲などが国際平均よりも低いといった課題があげられる。
文部科学省は8月21日、平成26(2014)年度文部科学白書を刊行した。「未来に向かう教育再生の歩み」「教育施策の総合的推進」「私立学校の振興」「ICTの活用の推進」などを特集している。
文部科学省が8月25日に発表した全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果によると、全科目の平均正答率トップは、小学校が秋田県、中学校が福井県であることが明らかになった。
文部科学省は8月25日、4月21日に実施された平成27年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト、学テ)の結果を発表した。国語、算数・数学については平成26年度に続き学力の底上げが図られている結果となった。
官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は、7月1日から10月30日まで第4期生を募集している。9月には学生向けの説明会とワークショップを東京や大阪など全国8都市で開催する。参加は無料。
総務省は8月21日、「グローバル人材育成に資する海外子女・帰国子女等教育に関する実態調査」の結果に基づく勧告を公表した。教育実施状況調査結果を取りまとめ、必要な改善措置について関係行政に勧告した。
大阪府が全国学力テストの結果を高校入試の内申点評価に用いることについて、下村博文文部科学大臣は8月21日の記者会見で、「平成28年度入試に限り認めるが、29年度以降は認めない」という考えを明らかにした。
JAOS海外留学協議会は、高校生の留学が増加傾向にあることを受け、学事出版から新たに高校教員向けの「留学指導要領」を発刊した。グローバル時代の新たな高校留学指導書として、基礎知識などをまとめている。
文部科学省は10月12日、「体育の日」中央記念行事スポーツ祭り2015を開催。トップアスリートが指導するスポーツ教室など、全19プログラムが用意されている。参加費は無料だが、事前の申込みが必要なプログラムもある。
文部科学省は、8月18日、「小中一貫教育に適した学校施設計画・設計プロセス構築支援事業」の委託者に栃木県高根沢町、東京都八王子市、鳥取県鳥取市の3市町を選定し、決定したことを発表した。
国立教育政策研究所はこのほど、冊子「いじめに備える基礎知識」を作成した。教職員に向けて、いじめに対する正しい認識、適切な対応などについて解説している。「いじめに関する研修ツール」もリニューアルし、公開している。
岩手県矢巾町において中学生がいじめを苦に自殺したとされる問題を受け、文部科学省は8月4日付で、全国の教育委員会などに「いじめ防止対策推進法」に基づく点検項目などを通知した。いじめ対策組織の活用や対応などについて盛り込んでいる。
留学ジャーナルは、東京、大阪、名古屋、福岡の全国4会場で、「第28回ワールド留学フェアFall2015」を開催する。海外の学校が多数出展するほか、プロによる個別留学相談や、留学プラン別のさまざまなセミナーを実施する。