9月27日は「中秋の名月」。2015年は、9月28日が今年もっとも大きく見える満月「スーパームーン」となるため、中秋の名月と満月は1日ずれている。そうはいっても、わずかに欠けただけで、9月27日の夜には美しい円い月を眺めることができそうだ。
日本科学未来館では、9月19日から9月27日まで9日間、「中秋の名月、未来館でお月見!2015」を開催する。月科学や惑星科学のトークイベントやワークショップなど、新感覚のお月見を楽しめる。
埼玉県鳩山町にある、地球観測研究センターは、10月3日に施設の一般公開を実施する。普段見ることのできないセンターの設備が見られるのはもちろん、キッズコーナーや動物ふれあいコーナーが用意されている。
「第22回京都千年天文学街道アストロトーク」が10月4日、京都大学総合博物館で開催される。対象は小学生以上。「天文学講演」と3Dメガネで宇宙の姿を解説する「4次元宇宙シアター」を組み合わせたイベントだ。
科学技術館は、9月27日に米国ボーイング社の科学技術系人材育成プログラムを体験するイベント「ボーイングSTEMプログラムinジャパン~シアトル航空博物館がやってくる~」を開催する。対象は小学3~中学3年生。参加者120名を募集している。
悪天候が重なり延期となっていた「こうのとり」5号機(HTV5)の打上げが、8月19日午後8時50分頃に再設定された。打上げの模様はインターネット配信のほか、ケーブルテレビでの放送が予定されている。
宇宙について大学で研究をしたい中・高生対象の進学説明会「宇宙へのいざない~宇宙を学べる大学進学説明会~」が、8月29日に立教大学で開催される。
国際宇宙ステーション(ISS)に1年半滞在し、世界初の宇宙での会話実験を行ったロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」。8月22日から27日の期間、日本科学未来館にて特別公開され、23日には開発者によるトークイベントも予定されている。
ウェザーニューズは8月7日、ペルセウス座流星群が観測チャンスとなる13日夜の天気予報を発表した。北日本から東日本を中心によく晴れ、好条件での流星観測が期待できそう。24時間ライブ放送番組では、同日午後9時から全国7か所の流星を生中継する。
伝統的七夕の日に、みんなで明かりを消して星空を見上げよう、と呼びかける「伝統的七夕ライトダウン2015キャンペーン」を、8月20日を中心に展開する。全国的に消灯・分灯の実施を行うほか、各地で趣旨に賛同したイベントが開催される。
京都大学は10月10日から11月7日まで、全国各地にある同大の教育研究施設を公開する「京大ウィークス2015」を開催する。北海道の研究林や、桜島の火山観測所など26施設で見学会や講演会、体験実験などが行われる。
日本ロボット学会RSJ2015実行委員会は、9月5日に東京電機大学東京千住キャンパスにて、小・中学生を対象とした「宇宙探査ロボット体験教室」を開催する。参加定員は70名。8月23日までホームページにて参加者を募集している。
キッズデザイン協議会は8月3日、第9回キッズデザイン賞の最優秀賞「内閣総理大臣賞」や優秀賞「経済産業大臣賞」など36点を発表した。最優秀賞は、民間企業と大学などで構成されたルナドリーム実行委員会の「ルナドリームカプセルプロジェクト」が受賞した。
横浜市中央図書館は、8月31日まで「中央図書館が宇宙になる!」と題した企画展を開催している。図書館の各コーナーで宇宙に関する展示が行われているほか、8月22日には親子向け講演会「日本の宇宙開発の未来~はやぶさ以後~」が行われる。
JAXAは10月4日、調布航空宇宙センターで「親子工作教室」を開催する。飛行機が飛ぶしくみを理解しながら、飛行機を作って飛ばす。4歳以上の幼児から小学生までの親子が対象。参加費は無料だが、事前に申込みが必要。
国立天文台は8月3日、「国際光(ひかり)年2015」に合わせて特設サイト「宇宙と光のこと」を公開したと発表した。光と天文学や宇宙とのかかわりについて、さまざまな方向から読み解くヒントを集めている。