福島県「将来の夢応援ガイドブック」…奨学金や支援制度
福島県は2017年12月1日、県内の中学2年生向けに「将来の夢応援ガイドブック」を作成したと発表した。家庭の事情などで夢をあきらめることがないよう、進学や生活を支援するための制度や窓口、奨学金などの内容をわかりやすくまとめている。
【大学受験2018】私立大学の初年度納付金一覧、Kei-Net
河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2017年11月29日、2018年度入試情報として「私立大学・短期大学・大学校 初年度納付金一覧」を掲載した。各大学・学部の入学金や授業料、それらの費用を合計した初年度納入額のほか、別途必要な費用などをまとめている。
小学生から大学生対象、明光の給付奨学金12/1申込受付
明光教育研究所は2017年12月1日、第4回給付奨学金の申込受付を開始する。経済的理由で学習機会に恵まれない小中学生や高校生、大学生らに最大30~70万円の返済不要の奨学金を給付する。申込期間は2018年1月31日まで。
公立中の制服、競争で安価に…学校8割は販売店の定期見直し実施せず
公正取引委員会は平成29年11月29日、公立中学校における制服の取引実態に関する調査結果を公開した。学校に対し、コンペや入札、相見積もりといった方法で制服メーカーや指定販売店などを選ぶように要請している。
一人暮らしvs実家暮らし、大学生活費の「差」はどれくらい?
マイナビ学生の窓口は2017年11月25日、「一人暮らし」と「実家暮らし」それぞれの大学生の生活費について調査した結果を発表した。生活費の合計金額の平均は、一人暮らしが約6万円で実家暮らしの約1.7倍。また食費の平均が約1.5倍、交際費はあまり差がなかった。
子どもの貧困、9割以上が「世代間連鎖多い」 神奈川県が実態調査
神奈川県は平成29年11月22日、「子どもの貧困に関する意識調査」の結果を公表した。貧困が世代を超えて連鎖することについて、子どもの支援や相談にかかわる職員の9割以上が「多い」と回答。世代間連鎖を断ち切るため、教育費の負担軽減などを求める声があった。
日大が予約型給付奨学金を新設、H30年度は250名採用予定
日本大学は、平成30年度4月入学者から利用できる「日本大学創立130周年記念奨学金(第1種)」を新設した。学業成績が優秀であるにもかかわらず、経済的な理由によって同大学への進学を断念せざるを得ない受験生が対象。申請期間は平成29年11月1日から30日まで。
奨学金事業延滞者は3.9%、制度に正しい理解を…JASSO
日本学生支援機構(JASSO)は平成29年11月10日、広報資料「奨学金事業への理解を深めていただくために」を公開。奨学金事業について、データや事実に基づき正しく理解してもらうための資料で、JASSOのWebサイトやYouTubeにて閲覧できる。
相模原市、H30年度「給付型奨学金」創設…年10万円1学年300名
相模原市は、経済的な理由で高校などへの修学が困難な生徒を対象に給付型奨学金制度を創設する。平成30年1月に募集を開始し、平成30年度から給付する。給付額は修学資金として年10万円、入学支度金2万円。1学年あたり300名程度を想定している。
H29年度以降高校入学者対象、無利子貸与型「千葉県奨学資金」
千葉県は2017年11月2日、平成29年度以降に高校へ入学した、もしくはこれから入学する生徒を対象とした「千葉県奨学資金」の概要を公表した。無利子の貸与型奨学金で、貸付月額は自宅通学1~3万円、自宅外通学1万5,000~3万5,000円。
【大学受験2018】早稲田大、給付型奨学金対象を首都圏にも拡充
早稲田大学は11月2日、2018年度から首都圏高校出身者向けの予約型奨学金を新設することを発表した。あわせて、これまでの「めざせ!都の西北奨学金」の対象入試形態をAO・推薦入試にも適応させ、利用機会の拡大をはかる。
JFCら3機関による教育費セミナー12/3、FPのアドバイスや個別相談会など
日本政策金融公庫(JFC)は12月3日、「保護者と生徒ご本人のための教育費セミナー」を開催する。公的な奨学金と教育ローンを解説するほか、希望者には個別相談会も実施。対象は中・高・大学生の子どもを持つ保護者と生徒本人。参加費は無料。
高等教育の無償化、単なる「赤字大学への支援」可能性を指摘…財務省
財務省は10月31日、財政制度分科会資料を公開した。平成30年度(2018年度)予算要求から見た「高等教育の経済的負担軽減」や「幼児教育の無償化」などに関わる経済的な課題をあげている。
第95回あしなが学生募金、10/28・29の募金を呼びかけ
台風21号の影響により、第95回あしなが学生募金活動が難航しているという。10月27日、あしなが育英会が公表した。あしなが育英会が新たに設ける給付型奨学金には、年間15億円の寄付が必要。同会は現在、街頭募金活動へのボランティアを募集している。
平日夜間や土日に相談「かながわひとり親家庭相談ダイヤル」
神奈川県は、ひとり親家庭の支援を目的とした電話相談窓口「かながわひとり親家庭相談ダイヤル」を10月23日に開設した。「平日昼間は仕事のため相談に行けない」という声を考慮して、平日夜間や土日に相談できる。
H30年度神奈川県私立校の募集人員と納付金…初年度納付金最高額は147万円
神奈川県は10月19日、平成30年度(2018年度)私立高等学校・中学校・中等教育学校の生徒募集および生徒納付金の概要について公表した。公募による募集人員は、高校(全日制)55校で14,846人、中学校59校で8,173人。初年度納付金の最高額は、中・高ともに147万円だった。

