小学生から大学生対象、明光の給付奨学金12/1申込受付

 明光教育研究所は2017年12月1日、第4回給付奨学金の申込受付を開始する。経済的理由で学習機会に恵まれない小中学生や高校生、大学生らに最大30~70万円の返済不要の奨学金を給付する。申込期間は2018年1月31日まで。

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 明光教育研究所は2017年12月1日、第4回給付奨学金の申込受付を開始する。経済的理由で学習機会に恵まれない小中学生や高校生、大学生らに最大30~70万円の返済不要の奨学金を給付する。申込期間は2018年1月31日まで。

 明光教育研究所の給付奨学金は、学習意欲が高くても経済的理由で学習の機会に恵まれない小学生、中学生、義務教育学校生、中等教育学校生、特別支援学校生、高校生、浪人生、大学生、短期大学生、専門学校生、高等専門学校生が対象。

 申込資格として、「ひとり親家庭」「里親に養育されている。または、以前里親に養育され、現在は養育措置が解除され、保護者のいない状態で生活している」「施設(児童養護施設、自立援助ホームなど)に在籍している。または、以前施設に在籍し、現在は施設を出て保護者のいない状態で生活している」「保護者が病気、けが、介護などの事情により、就労困難な状況にある」という4つの条件のうち1つ以上を満たす必要がある。

 採用者数は全国で107名程度。選考委員会の審査によって決定する。給付期間は基本1年間。給付額は、学齢区分によって異なり、小中学生など最大30万円、高校生など最大50万円、大学生など最大70万円。給付時期は、2018年6月、9月、12月、2019年3月の年4回。

 奨学金は、学校の授業料や入学金、施設負担金、給食費、制服代、学校指定備品代、受験料など学校で必要となる費用のほか、塾や予備校、家庭教師、通信教育の費用、参考書や問題集など自学自習用の教材費にも使用できる。部活動や修学旅行、通学などにかかる費用などは使用目的として認められない。使用目的と希望金額は、申込時に書類に記入し、それをもとに給付金額が決定する。

 申込期間は、12月1日から2018年1月31日(必着)まで。専用の申込書類一式を郵送で提出する。募集要項や申込書類は、明光教育研究所のWebサイトからダウンロードできるほか、希望者には郵送する。審査結果は、2018年3月29日から31日に発送する。

 明光教育研究所は、明光義塾などを運営する明光ネットワークジャパンが創立30周年を機に設立。経済的理由で学習機会に恵まれない児童・生徒・学生の教育費支援に取り組んでいる。

◆明光教育研究所 第4回給付奨学金
申込期間:2017年12月1日(金)~ 2018年1月31日(水)必着
採用者数:107名程度
給付期間:基本1年間
給付時期:年4回
給付額:小中学生など最大30万円、高校生など最大50万円、大学生など最大70万円
申込方法:専用の申込書類一式を明光教育研究所宛てに郵送で提出
《奥山直美》

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