子どもに取り組ませたいスポーツ、野球は4位へ

 2020年の東京五輪で実施される競技のうち、子どもに取り組ませたいスポーツは「競泳」がトップであることが、ジャストシステムが実施した「スポーツに関する意識調査」からわかった。また、「野球」を上回り、「テニス」が上位3位以内にランクインしている。

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 2020年の東京五輪で実施される競技のうち、子どもに取り組ませたいスポーツは「競泳」がトップであることが、ジャストシステムが実施した「スポーツに関する意識調査」からわかった。また、「野球」を上回り、「テニス」が上位3位以内にランクインしている。

 「スポーツに関する意識調査」は、ジャストシステムのマーケティングに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施。2016年11月2日から4日までの調査期間で、20~40代の男女772名から回答を得た。

 回答者のうち4歳から中学生までの子どもがいる者に、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技のうち子どもに取り組ませたいものを質問。1位は「競泳」20.6%、2位は「サッカー」17.7%、3位は「テニス」12.6%となり、「テニス」が4位の「野球」10.9%を上回った。また、2020年夏の東京開催時に追加される競技に限ると、「空手」6.9%がトップだった。

 子どもにスポーツを習わせる目的では、「体力・筋力をつける」がもっとも多く、69.5%を占めた。そのほかは「スポーツを通して、さまざまな経験を積む」58.6%、「運動神経を向上させる」54.7%などがあった。

 一方、大人が今後したいスポーツでは、「テニス」「陸上競技」「バドミントン」が上位となり、「体力・筋力アップ」「ストレス解消」「健康維持」を目的とすることが多い。東京開催時には、男性の18.7%、女性の13.2%がボランティアとして参加したいと回答。ボランティアとして参加するために「外国語を習っている」人は28.4%おり、そのうち32.5%が月額1万円以上かけていることがわかった。

 今調査をまとめた調査レポートは、「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」Webサイトから無料でダウンロード可能。2016年夏から新たに始めたスポーツや子どもにスポーツをやらせるために支払える月額費用の上限なども調査しており、その結果も閲覧できる。
《黄金崎綾乃》

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