スマホで音楽、10代の約6割が「毎日」利用

 スマートフォンで音楽を聴いている10代の57.7%が、スマートフォンで「毎日」音楽を聴いていることがMMD研究所とコロプラの共同調査により明らかになった。定額制音楽配信サービスの利用者は、2015年から1.6ポイント増え9.1%だった。

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よく利用する音楽再生機器
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 スマートフォンで音楽を聴いている10代の57.7%が、スマートフォンで「毎日」音楽を聴いていることがMMD研究所とコロプラの共同調査により明らかになった。定額制音楽配信サービスの利用者は、2015年から1.6ポイント増え9.1%だった。

 「2017年3月スマートフォンでの音楽視聴に関する調査」は、MMD研究所とコロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービスを使って共同調査を行ったもの。スマートフォンを所有する15歳~39歳の男女を対象に行われ、1,671人より回答を得た。調査期間は3月21日・22日。

 よく利用する音楽再生機器は、2位の「パソコン」37.2%に2倍以上の差をつけ、「スマートフォン」76.8%が1位だった。3位には「デジタルオーディオプレーヤー」26.5%、4位「カーステレオラジオ」14.7%、5位「タブレット端末」13.1%と続いた。

 スマートフォンで音楽を再生すると回答した人を対象に利用頻度を聞いたところ、「毎日・ほぼ毎日」が36.0%でもっとも多かった。年代別に見ると、「毎日・ほぼ毎日」と回答したのは10代が57.7%、20代前半が44.6%、20代後半が29.5%、30代前半29.2%、30代後半14.6%と、年齢があがるにつれ少なくなる傾向にあった。OS別では、iOSユーザーは41.2%、Androidユーザーは30.6%が「毎日・ほぼ毎日」と回答した。

 スマートフォンでの音楽利用方法は、「YouTubeなどの動画サイト」が60.9%、「購入したCDをスマートフォンに取り込む」が34.5%、「無料音楽配信サービスまたはアプリ」が31.3%だった。2015年10月に実施した調査と比べると、「YouTubeなどの動画サイト」が4.5ポイント増、「定額制音楽配信サービス」が1.6ポイント増となった。特に、20代後半では「定額制音楽配信サービス」の利用者が4.6ポイント増加した。

 利用したことがある定額制音楽配信サービスは「Amazon Prime Music」「Apple Music」「Google Play Music」「AWA Music」「LINE Music」「Spotify」など。現在メインで利用している定額制音楽配信サービスは、「Amazon Prime Music」がもっとも多く、ついで「Apple Music」「AWA Music」「Google Play Music」となった。

 定額制音楽配信サービスのサービスで満足している項目は、「価格」「曲数」「音質」「アーティスト数」などがあがった。メインとなっている定額制音楽配信サービスを利用している理由は、「使いやすさ」「曲数」「好きなアーティストの曲がある」「利用料金の安さ」などであった。
《外岡紘代》

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