在住エリア別関心を持った大学ランキング発表…関東1位は7年連続「早大」

 フロムページは2022年4月21日、「テレメール全国一斉進学調査」の結果から「関心を持った大学2022」ランキングを発表。在住エリア別ランキングでは、関東「早稲田大学」、中部「名城大学」、中国・四国「岡山大学」が7年連続でエリア別1位となった。

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「関心を持った大学2022」在住エリア別ランキング
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 フロムページは2022年4月21日、「テレメール全国一斉進学調査」の結果から「関心を持った大学2022」ランキングを発表。在住エリア別ランキングでは、関東「早稲田大学」、中部「名城大学」、中国・四国「岡山大学」が7年連続でエリア別1位となった。

 テレメール全国一斉進学調査は、大学進学の実態を可視化するためにフロムページが2013年より毎年行っている調査。第10回となる今回は、2021年11月1日~2022年4月3日の期間に実施し、受験生4万524人の有効回答を得た。

 調査のうち、受験生が「関心を持った大学」の在住エリア別ランキングをみると、関東では「早稲田大学」が7年連続1位となり、ついで「明治大学」「法政大学」「立教大学」「慶應義塾大学」。中部でも「名城大学」が7年連続1位となり、2位以下は「立命館大学」「南山大学」「名古屋大学」と続いた。

 近畿では、1位「近畿大学」、2位「関西大学」、3位「立命館大学」で、5位まで前年と同順位となった一方、6位「大阪公立大学」、19位「大阪医科薬科大学」と、統合によって開学した大学が上位に入った。中国・四国は、根強い人気の「岡山大学」が7年連続で1位となった他、「広島大学」「立命館大学」の順に関心が高く、九州・沖縄では「福岡大学」「九州大学」「熊本大学」が関心を集めた。

 在住エリア別ランキングで前年から1位の大学に動きがあったのは北海道・東北のみ。前年1位の「北海道大学」が2位となり、初めて「弘前大学」が1位となった。前年2位の「東北大学」が4位に、前年3位の「山形大学」が6位となる等、比較的ランキングに動きがみられた。

 全国ランキングでは、1位から6位までが関東と同順位となり、国立大学では全国13位の「東京大学」が最上位となった。全国的に関心を持たれた大学をみると、「早稲田大学」は全エリアで20位以内にランクイン。「法政大学」は、2021年度の関東エリアのみのランクインから、2022年度は関東エリア3位、北海道・東北エリア16位、中部エリア19位にランクインし、全国エリアでも前回4位から3位に順位を上げた。また、2022年度に新たに全国エリア上位20にランクインしたのは「関西学院大学」17位と「神戸大学」19位だった。
《畑山望》

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