私立大の学費実態、初年度引き下げた学科の6割「実質値上げ」
2025年度の全国の私立大学577校3,801学科の学費が初年度納入額で全体の約22%、卒業までの総額で約24%の学科で値上げされていることが2025年1月21日、学費ナビが公表した調査結果から明らかとなった。特に、初年度納入金を引き下げた学科のうち約6割が卒業までの総額で値上げとなる「実質値上げ」となっている。
入学金二重払い問題、大学生9割が問題視…文科省へ署名提出
2025年1月22日、文部科学記者会において、学生・若者団体「入学金調査プロジェクト」が大学の入学金に関する調査結果を公表した。直近3年以内に受験を経験した大学生の87.7%が入学金の二重払いを問題だととらえていることが明らかになった。同団体は、入学金の二重払い問題に焦点を当て、署名活動や実態調査を通じて制度の見直しを求めている。
【高校受験2025】都立学校、被災生徒の入学料を免除
東京都教育委員会は2025年1月20日、災害で被災した生徒の都立学校入学料免除について公表した。対象となる災害は、令和6年能登半島地震、東日本大震災など。申請により、都立高校に入学する生徒、都立中等教育学校後期課程に進学する生徒らの入学料が免除となる。
【大学受験】医学部の予備校費用「500万円超」約4割
医系専門予備校メディカルラボを運営するキョーイクは、医学部受験を目指す予備校生やその保護者を対象に、「医学部受験×予備校」に関する調査を実施した。調査は2024年11月21日から11月26日にかけて行われ、1,020人の回答を得た。調査結果によれば、約4割の人が500万円以上を予備校に投資しており、長期的な視点で費用対効果を重視する傾向も明らかになった。
レオパレス21奨学生の募集要項を公開…無償入居や給付奨学金
レオパレス21は2024年12月19日、2026年度の「レオパレス21 奨学制度」の募集要項を発表した。この制度は、同社が管理する物件への無償入居または給付型奨学金の支給を通じて、学生の進路選択を支援するもの。2025年4月1日に2026年度奨学生の応募フォームが公開され、同日から7月31日まで募集する。
ニセコ「KIUアカデミー」4月開校…国際標準のバイリンガル教育
京都インターナショナルユニバーシティー(KIU)は2025年4月、北海道ニセコ町に「KIUアカデミーニセコ校」を開校する。バイリンガルや兄弟姉妹などへの学費割引制度のほか、経済的な援助を必要とする家庭には奨学金も用意し、国際標準の教育を展開する。
【高校受験2025】埼玉県私立高校の初年度納付金、慶應義塾志木135万が最高
埼玉県は2024年12月23日、埼玉県内の私立高等学校(全日制)における2025年度の初年度納付金を発表した。入学金、授業料、施設費などをあわせた初年度納付金と、入学検定料を一覧表にまとめている。初年度納付金の県平均は85万6,762円。初年度納付金がもっとも高いのは慶應義塾志木で135万円。
千葉県私立小中高「初年度納付金」値上げ、中学校は平均2万円増
千葉県は2024年12月23日、2025年度(令和7年度)千葉県私立小中高校等の初年度生徒納付金の調査結果を公表した。12月時点の平均額は高校78万5,354円、中学校88万3,146円、小学校95万1,896円で、前年度より1~2万円程度の値上げとなる。
【高校受験2025】東京都私立高、初年度納付金は平均98万7千円
東京都生活文化スポーツ局は2024年12月20日、2025年度の東京都内私立高等学校(全日制)の初年度納付金の状況を発表した。調査対象は都内の私立高等学校232校で、休校中の学校を除く。調査結果によれば、初年度納付金の平均額は98万7,437円で、前年度に比べて1万5,968円(1.6%)増加したことがわかった。
【中学受験2025】東京都内私立中学校の学費、平均2.4%増の103万円に
東京都生活文化スポーツ局は20日、2025年度の都内私立中学校の学費状況をまとめた調査結果を発表した。調査対象となった181校の初年度納付金の平均額は103万3,387円で、前年度比2.4%(2万4025円)増加した。
【中学受験2025】神奈川県、私立48校「初年度納付金」一覧
12月も半ば、中学入試がいよいよ目前に迫り、受験勉強も今まさに最後の追い込みに入っていることだろう。一方、保護者が志望校選びで気になるのは「学費」。神奈川県の私立中学48校の初年度納付金などを一覧でまとめた。
【大学受験2025】神戸女学院、共通テストの得点率に応じて授業料減免
神戸女学院大学は、2025年度入試から「共通テストスカラシップ制度」を新設する。この制度は、大学入学共通テストの得点率に応じて、授業料および教育充実費が最大4年間半額になるもので、国立大学と同程度の費用で就学できることを目指している。共通テストを利用する入学試験(スカラシップ5科目型)において、基準得点率を上回った者は全員合格し、スカラシップ制度の候補者となる。
学費が障壁?インターナショナルスクールへの関心調査
じゅけラボOnlineインターナショナルスクールJOIは、インターナショナルスクールに子供を通わせたことがない保護者330人を対象に、インターナショナルスクールに関する興味関心度についてアンケート調査を実施した。調査の結果、約57%の保護者がインターナショナルスクールへの通学に消極的である一方、約25%が関心を示していることが明らかになった。
【中学受験2025】【高校受験2025】大阪私立校の初年度納付金、中学校6校・高校25校が増額
大阪私立中学校高等学校連合会は2024年11月27日、2025年度(令和7年度)私立中学校・高校の新入学生に係わる納付金などの一覧表をWebサイトで公開した。初年度納付金は、中学校が関西大倉など6校、高校が大谷など25校が増額する一方、大阪女学院は中高共に減額を予定している。
私立高生徒、経済的理由の中退が増加…全国私教連
経済的理由による私立高校生の中退者数、中退者の割合が増えていることが2024年11月20日、全国私立学校教職員組合連合(全国私教連)の調査結果から明らかになった。学費を滞納する生徒と割合は減少しているが、国の高等学校等就学支援金の所得要件を超えないように働き方を制限しているケースもあり、所得制限の撤廃を求める意見が多く寄せられた。
IEニューヨークカレッジ、新奨学金プログラム開始
IEニューヨークカレッジは、2025年2月に開講するソーシャルインパクト&サステナビリティ・ビジネス修士課程において、新たな奨学金プログラムを開始する。IE財団一般奨学金基金とIE米国基金の支援を受け、次世代リーダーの育成と持続可能な社会の実現を目指す。

