貧困世帯と非困窮世帯の子ども、差は10歳が境目…低学力の固定化も
日本財団は2017年11月19日、貧困状態にある子どもの学力は10歳を境に急激に低下するという分析結果を発表。大阪府箕面市に住む子ども約2万5,000人のデータから、子どもを取り巻く環境がその後の人生にどのような影響を及ぼすかを科学的に検証した。
中学運動部、顧問教員の半数が「校務との両立に限界」
校務が多忙で部活動との両立に限界を感じている中高運動部の主担当顧問教員が半数にのぼることが平成29年11月20日、スポーツ庁が公表した実態調査の結果から明らかになった。自身のワークライフバランスや指導力不足に悩む教員も少なくなかった。
部活動の休日活動時間、高校4割は「顧問任せ」
スポーツ庁は平成29年11月17日に行われた、第4回「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン作成検討会議」の配布資料を公開した。学校長や教員、生徒、保護者、部活動指導員に対する調査結果を公表している。
11/20は「世界子どもの日」心配な世界の問題、1位は自然災害
11月20日は「世界子どもの日」。日本ユニセフ協会は2017年11月20日、ユニセフ(国連児童基金)が行った世界14か国調査をもとに、日本の子ども1,000人の回答を公表した。
2017年10代の人・物トレンドランキング、キーワードは「インスタ映え」
マイナビが運営する10代女子向け総合メディア「マイナビティーンズ」は2017年11月15日、「2017年ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表した。コトバ篇の1位には「インスタ映え」、コト篇の1位には「TTポーズ」が選ばれた。
授業理解度向上、自尊感情が高いほど高正答…東京都調査
東京都教育委員会は平成29年11月9日、7月に実施した「児童・生徒の学力向上を図るための調査」の結果をまとめ公表した。授業の理解度が向上し、自尊感情や家族との会話についてより肯定的な回答をした子どもほど、問題の正答率も高いことがわかった。
高校生が読む本は1か月平均1.5冊、半数は0冊…学校読書調査
高校生が1か月間に読む本は平均1.5冊で、1冊も読まない不読者の割合が半数にのぼることが、「第63回学校読書調査」の結果より明らかになった。小学生、中学生、高校生と、学校段階が進むほど平均読書冊数は減り、不読率は上昇する傾向がみられた。
学校給食実施率は95%、平均月額は小学校4,323円…保護者負担微増
文部科学省は10月31日、学校給食実施状況について平成28年度調査結果の概要を発表した。国公私立学校の給食実施率は、小学校が99.2%、中学校が88.9%。学校給食費の平均月額は、公立小学校で約4,323円、公立中学校で約4,929円だった。
11/19は「いい育児の日」キーワードは笑顔・伸び伸び・会話
「子供とおでかけ情報サイト『いこーよ』」を運営するアクトインディは、11月19日「いい育児の日」を前に全国の保護者762名を対象に行った「いい育児」に関するアンケート調査の結果を発表。いい育児のキーワードとして「笑顔」「伸び伸び」「会話が多い」があげられた。
10代女子の7割、記事内広告は「すべて無視」…PR表記の意味知らず
「プリキャンティーンズラボ」は10月30日、10代女子のスマホ広告に関する調査の結果を公開した。スマホを所有する中学生以上の10代女子のうち、7割は記事やサイト内の静止画広告をすべて無視していることがわかった。
東京都の小学生、前年比7,480人増…H29公立学校統計調査
東京都教育委員会は10月26日、都内公立学校の基本的事項を調査した「平成29年度公立学校統計調査」の結果をまとめ公表した。小学生が7,480人増え、全体数増加をけん引。中学校卒業者の高校進学率と高校卒業者の大学進学率はともに前年度より微減した。
いじめ認知件数、過去最多の32万3,808件…小学校で急増
文部科学省は平成29年10月26日、平成28年度(2016年度)「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果の速報値を公開した。小中学校、高校、特別支援学校におけるいじめの認知件数は32万3,808件と、前年度より9万8,676件増加し、過去最多となった。
母親の7人に1人、子どもの食事代わりに「お菓子」…クラシエ調査
子どもがお菓子を食べる頻度は、「毎日複数回食べる」と「ほぼ毎日食べる」を合わせて6割以上が毎日お菓子を食べていることがクラシエフーズの調査結果より明らかになった。また、母親の7人に1人が食事代わりにお菓子で済ませることがあると回答した。
小中高生、電子書籍で読みたいのは「恋愛モノ」
ベネッセコーポレーションが運営する「進研ゼミ」の会員向けサービス「電子図書館まなびライブラリー」は、小中高生とその保護者を対象に電子書籍の利用状況や、読書を通じた変化に関する調査を実施。小学生から高校生に人気の検索ワードは「恋」「恋愛」であった。
子ども1人での電車、保護者4割が「居場所が不明」経験あり
小学生から高校生の子どもを持つ首都圏在住の母親のうち、見守りに自信のある母親でも4割以上が「子どもの居場所が長時間わからなくなった経験がある」ことが、セントラル警備保障が実施した「子育て・見守りに関する調査」で明らかになった。
小中高生の8割「18歳になったら選挙に行く」ベネッセ調査
「第48回衆議院議員選挙」を前にベネッセホールディングスは10月18日、調査データから読み取れる選挙・投票に関する「子ども・若者の意識」について発表した。小中高生の8割は「18歳になったら選挙に行く」と回答し、選挙や投票に高い関心を示している。

