日産自動車の米国法人、北米日産は日本時間の8月3日、炎天下の車内にうっかり子どもを置き忘れないための安全装備を、9月に米国で発売する3列シートSUVに採用すると発表した。
日本最先端の紫外線研究・予防サービス「日盾UVケアラボ」を展開するレッドマルスADベンチャーと沖縄県北谷町立桑江中学校の教諭は共同で、リアルタイム紫外線測定ウェアラブルデバイス「QSun」を活用した、屋外部活動での本格的な生徒の紫外線予防に着手したと発表した。
環境省は8月3日、「平成29年7月24日~7月30日までの全国の暑さ指数の観測状況および熱中症による救急搬送者数と暑さ指数との関係について」を発表した。この期間の日最高WBGTの平均値は、過去5年間の平均値以上で、年間でもっとも高い時期を上回る状況が続いた。
日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、スポーツ時の熱中症予防の啓発活動を8月7日(月)から開催される「第99回 全国高等学校野球選手権大会」にて実施する。
子どもだけでの留守番や行動が増える夏休み、7割以上の働く母親が子どもの「屋内熱中症」を心配していることがKDDIの調査より明らかになった。子どもが屋内熱中症にかかったことがある母親は約4割、発生場所は「寝室」、発生時間帯は「午後1時~午後3時」が最多であった。
夏の気温が上昇するシーズンを迎え、日本自動車連盟(JAF)は自動車での熱中症事故予防を呼びかけている。子どもやペットを車内に残したままのキー閉じ込みは、2016年夏で310件。そのうち緊急性が高いと判断され、ドアガラスを割るなどして救出したケースが30件あった。
インターネット通販拡大や共働き世帯の増加などから、近年注目の集まる宅配ボックス。国民生活センターと東京消防庁では、子どもが遊んでいるうちに宅配ボックスに閉じ込められてしまう事故があることから、気温がさらに上昇する季節を前に特に注意を呼び掛けている。
熱中症患者が急増する7月は「熱中症予防強化月間」。梅雨明け直後には気温が上昇するので特に注意したい。また、地面に近いほど温度が高くなることから、大人に比べて身長の低い子どもは熱中症になりやすいという。
平成29年度の公立小中学校の冷房設置率は41.7%と、3年前より11.8ポイント増加していることが、文部科学省の調査結果より明らかになった。そのほか、公立幼稚園は58.3%、公立高校は49.6%にのぼる。
総務省消防庁は、5月15日~21日の1週間に全国で984人が熱中症で救急搬送されたと発表した。救急搬送人員数は前週の2倍以上にのぼる。埼玉県が69人ともっとも多く、愛知県が67人、東京都が57人だった。
日本気象協会は、新コンテンツ「熱中症セルフチェック」を公開した。パーソナルデータから、現在の熱中症の危険度を算出し、簡易的に判定してくれる。スマートフォンなどで、外出先の熱中症危険度もその場で調べることができる。
埼玉県危機管理防災部は5月11日、暑さによる体調不良(熱中症等疑い)の集団発生による救急搬送があったことを発表した。搬送者は運動会の練習中だった越谷市立千間台小学校の児童19名で、すべて軽症だったという。
環境省は4月20日、Webサイト「熱中症予防情報サイト」内で平成29年度の暑さ指数(WBGT)の情報提供を開始した。実施期間は9月29日まで。昨年(2016年)は5月13日に情報提供をスタートしたが、今年は約3週間前倒しの公開となった。
「熱中症ゼロへ」プロジェクトは4月25日、「熱中症ゼロへ2017シンポジウム」を開催する。気象予報士や医師による解説のほか、スポーツトレーナーによるディスカッションや大学と共同開発した「熱中症予防に役立つ新しいコンテンツ」を初公開する。
ウェザーニューズは8月9日、お盆休みの天気予報を発表した。お盆休み前半の8月10日~14日は高気圧に覆われて全国各地でよく晴れ、東~西日本では35度以上の猛暑となるところもある。
日産自動車は8月4日、本格的な夏の到来にあたり、子どもやペットの「車内放置」による事故を未然に防ぐために、「#熱駐症(ねっちゅうしょう)ゼロプロジェクト」を発足した。