6-10歳対象、レゴ国際大会「FLL Jr.」名古屋7/15・16…一般開放も

 青少年科学技術振興会 FIRST Japanは2018年7月15日と16日の2日間、小学校低学年を対象とした「FLL Jr.(ファースト・レゴリーグジュニア)」の世界大会「FIRST LEGO League Jr. International Open Japan」を名古屋で開催する。大会は一般開放され自由に見学可能。

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FIRST LEGO League Jr. International Open Japan
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 青少年科学技術振興会 FIRST Japanは2018年7月15日と16日の2日間、小学校低学年を対象とした「FLL Jr.(ファースト・レゴリーグジュニア)」の世界大会「FIRST LEGO League Jr. International Open Japan」を名古屋で開催する。大会は一般開放され自由に見学可能。

 「FLL Jr.」は、6歳から10歳(小学校低学年)を対象に、レゴを使用してSTEM教育(Science・科学、Technology・テクノロジー、Engineering・工学、Mathematics・数学)を楽しく体験できるよう設計された国際教育プログラム。2004年に始まり、現在では世界41か国で開催され1万1,500チームが参加する世界規模の大会へと発展している。

 大会では毎年世界が共有する社会的な課題をテーマに取り上げ、最大6人までのチームで実社会の問題を解決すべくテーマの学習を行う。大会では、レゴを使用したモデル制作とポスターを用いたプレゼンテーションを発表。レゴを使用したモデルにはモーターやセンサーを用い、プログラミングで動かす。地方大会の上位チームは日本大会へと進み、日本大会の上位チームは世界大会への出場権を獲得する。

 7月に名古屋で開催される国際大会にはロシア、中国、韓国、香港、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、インド、日本の11か国から22チームが参加。「Aqua Adventure(水のぼうけん)」をテーマに、私たちの暮らしに欠かせない「水」について約3か月間のチーム活動を経て学んだ成果をモデル制作とポスタープレゼンテーションで発表する。大会では、各チームブースにモデルとポスターを展示し来場者に活動内容を説明するほか、審査員を前にした5分間のプレゼンテーションも行われる。

 2日間の大会では国際交流プログラムも予定されており、大会初日の7月15日に行われる「フレンドシップ・パーティー」では、日本ならではの「夏祭り」が開かれる予定。参加者全員で盆踊りや屋台遊びを体験し、国際的な友情を育みながら日本の夏を存分に楽しめるという。メーン会場となるポートメッセなごやのほか、サブ会場のメイカーズ・ピアではフレンドシップ・パーティーが、レゴランド・ジャパンでは大会のフィナーレとなる閉会アワードが開催される。

 青少年科学技術振興会は、この大会を通じて世界の子どもたちの理数系をベースとした主体的な学びの活動を広く一般に知ってもらい、プログラミング教育やSTEM教育への関心を高めることに貢献するねらい。大会は一般に開放され、ポートメッセなごや、メイカーズ・ピアで実施するプログラムは自由に見学できる。

◆FIRST LEGO League Jr. International Open Japan
日時:2018年7月15日(日)~16日(月・祝)10:00~16:00
会場:名古屋市国際展示場ポートメッセなごや(メーン会場)、メイカーズ・ピア(フレンドシップパーティー会場)、レゴランド・ジャパン(アワードセレモニー会場)
入場料:無料
※ポートメッセなごや、メイカーズ・ピアで実施するプログラムは一般来場者が自由に見学可能
《畑山望》

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