東京都教委、プログラミング教育推進校に小学校75校指定…9月から公開授業

 東京都教育委員会は2018年8月29日、2018年度(平成30年度)と2019年度(平成31年度)の「プログラミング教育推進校」について、最新情報を公表した。企業などとの連携により、区市町村立小学校75校において2年間の実践研究を実施し、9月から各校で公開授業も行う。

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 東京都教育委員会は2018年8月29日、2018年度(平成30年度)と2019年度(平成31年度)の「プログラミング教育推進校」について、最新情報を公表した。企業などとの連携により、区市町村立小学校75校において2年間の実践研究を実施し、9月から各校で公開授業も行う。

 プログラミング教育推進校は、区市町村教育委員会が小学校におけるプログラミング教育を推進するにあたり、企業など支援団体と小学校の効果的な連携を推進するため、東京都教育委員会が指定するもの。指定期間は、2018年4月1日から2020年3月31日まで。

 指定校は、千代田区立九段小学校(支援企業、ソニー・グローバルエデュケーション)、中央区立阪本小学校(同、内田洋行)など、区市町村立小学校75校。地域教育推進ネットワーク東京都協議会の会員団体である民間企業やNPO法人などが取り組みを支援する。

 具体的には、新学習指導要領に基づき、プログラミング的思考を育むことを目的とした授業を計画的に実施。他校への普及や啓発を図るため、公開授業や研究授業、実践報告会の開催、年間指導計画や実践事例報告書の作成、児童の変容に関する調査の実施などを予定している。

 公開授業は、9月5日の北区立赤羽台西小学校、板橋区立上板橋第四小学校、立川市立上砂川小学校を皮切りに各校で実施。「プログラミング的思考を育むことを目的とした授業」は、教科・科目は問われておらず、公開授業も国語、図工、総合的な学習の時間、生活、音楽、算数、体育、理科、図画工作、社会と、幅広い教科・科目、学年、内容で行われる。

 指定校と支援団体の一覧、公開授業の日程などは、東京都教育委員会のWebサイトで公開している。10月以降の公開授業については、後日掲載予定。公開授業への参加申込は各校に直接問い合わせる。
《奥山直美》

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