科学技術振興機構(JST)は2023年3月19日、「第12回科学の甲子園全国大会」で神奈川県代表の栄光学園高等学校が優勝したことを発表した。総合成績2位は東大寺学園高等学校(奈良県)、3位は海陽中等教育学校(愛知県)だった。
「科学の甲子園全国大会」は、科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層の学力伸長を目的として創設され、全国の高校生等が学校対抗で科学の力を競うイベント。「第12回科学の甲子園全国大会」は3月17日から19日、つくば国際会議場、つくばカピオにて開催された。
大会の各都道府県における代表選考には、668校から7,870人がエントリー。選抜された47の代表校は、1、2年生が6~8人でチームを組み、科学に関する知識とその活用能力を駆使してさまざまな課題に挑戦した。
「筆記競技」と3種目の「実技競技」の得点を合計した総合成績により、神奈川県代表の栄光学園高等学校が優勝、奈良県代表の東大寺学園高等学校が第2位、愛知県代表の海陽中等教育学校が第3位となった。
また、「筆記競技」では福岡県代表の久留米大学附設高等学校が第1位、奈良県代表の東大寺学園高等学校が第2位。「実技競技①」では兵庫県代表の白陵高等学校が第1位、北海道代表の市立札幌開成中等教育学校が第2位と続いた。
「第13回科学の甲子園全国大会」は、2024年3月中旬に、茨城県つくば市で開催される予定。