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文部科学省は2019年6月20日、「平成30年度(2018年度)地方教育費調査」の中間報告を公表した。平成29(2017)会計年度に支出された地方教育費総額は、前年度比0.5%増の16兆1,112億円と、2年ぶりに増加した。このうち、学校教育費は13兆5,615億円と84.2%を占めた。
内閣府は2019年6月18日、令和元年(2019年)版「子ども・若者白書」を公表した。日本の若者の「自己肯定感」は諸外国の若者に比べて低く、欧米など6か国との比較でもっとも低かった。外国留学を希望する若者の割合も諸外国の若者と比べて低い水準にあった。
2021年度の大学入学共通テストで民間の英語資格・検定試験を活用することについて、大学教授らが2019年6月18日、利用中止と制度の見直しを求める請願書を国会に提出した。「公正性・公平性が確保されていない」と、英語民間試験の利用を批判している。
東京都教育委員会は2019年6月14日、2019年度東京都公立学校教員採用候補者選考(2020年度採用)の応募状況を公表した。応募者数は前年度比1,190人減の1万2,271人、応募倍率は前年度比0.1ポイント減の3.8倍。過去10年間でもっとも低い応募者数、応募倍率となった。
内閣府は2019年6月14日、令和元年(2019年)版男女共同参画白書を公表した。理工系分野を専攻する女子が少ない実態を示し、要因には「周囲の女子の進学動向」「親の意向」「身近なロールモデルの不在」などを指摘。多様な進路選択を可能にするための取組みを求めている。
文部科学省は、学生から見た大学教育の姿を可視化するため、初の試みとなる大規模な調査を国立教育政策研究所と共同で実施する。2019年度は一部の大学で試行調査する。集計結果は原則として大学・学部ごとに公表し、高校生の進路選択、大学教育の改善などに生かされる。
東京都は2019年6月13日、2019年度(令和元年度)第1学期末に実施する都内私立中学校と高校の転・編入試験について公表した。中学校は海城や広尾学園など99校、高校は東京都市大学付属など127校(このうち全日制は117校)で転・編入試験を行う。
文部科学省は2019年6月11日、医学部医学科の不正入試により、東京医科大学など8大学に43人が追加入学したとの調査結果を公表した。追加入学者数は、東京医科大学の24人が最多。入学定員を超過した5大学は、2020年度以降の定員減で対応する。
東京福祉大学で多数の外国人留学生が所在不明となっている問題を受けて、文部科学省と出入国在留管理庁は2019年6月11日、実地調査の結果と措置方針、新たな対応方針を明らかにした。東京福祉大学には当面、学部研究生への在留資格「留学」の付与を停止する。
千葉大学は2019年6月7日、2020年4月入学者から授業料を値上げすると発表した。「学部・大学院生の全員留学」などのプラン実現のため、新たな財源の確保が不可欠であるとし、現行の53万5,800円から20%増となる10万7,160円引き上げ、年額64万2,960円とする。
厚生労働省は2019年6月7日、2018年の人口動態統計月報年計(概数)を発表した。出生数は前年比2万7,668人減の91万8,397人で、1899年の調査開始以来過去最少。合計特殊出生率は、前年比0.01ポイント減の1.42。出生数、出生率ともに3年連続の減少となった。
大学入試センターは2019年6月7日、2021年度(令和3年度)大学入学共通テストについて、「出題教科・科目の出題方法等」と「問題作成方針」を公表した。出題形式、大学に提供する成績の内容、成績提供開始日などを定めている。
埼玉県は2019年6月6日、埼玉西武ライオンズが日本プロ野球界初のSTEM教育イベントを開催すると発表した。「イノベーションリーダーズ育成プログラム」による地元の企業とプロスポーツチームとの初の協業イベントとして、8月下旬にメットライフドームで行う。
アルクテラスは2019年6月7日、学習ノート共有アプリ「Clear」上の学習塾向け集客サービス「MEETS」の全国展開にあたり、総合教育企業のスプリックスと事業提携すると発表した。6月7日から日本、台湾、タイの3か国で「MEETS」の申込受付を開始した。
SAPIX YOZEMI GROUPの医学部受験総合情報サイト「医学部研究室」は2019年6月4日、国公立大学と私立・準大学の2019年度オープンキャンパス情報を掲載した。日程やおもな内容、事前申込みの有無などが確認できる。
農林水産省は2019年6月4日、「2018年度食育白書」を公表した。朝食を欠食する子どもが目標値0%に対し、小学6年生5.5%、中学3年生8.0%、朝食を欠食する若い世代が目標値15%以下に対し、現状値26.9%などの実態を示し、食育推進施策の取組みなどを紹介している。