大学発ベンチャー企業の2012年の損益状況は、損益が判明している304社中166社と54.6%が黒字を計上していることが、帝国データバンクが8月15日に発表した「大学発ベンチャー企業の実態調査」より明らかになった。
上海交通大学の世界一流大学研究センターが2013年の「世界大学学術ランキング(ARWU)」を8月15日に発表した。総合第1位は、11年連続となるハーバード大学で、東京大学が1つ順位を下げ21位になった。そのほか京都大学が26位、大阪大学が85位などとなった。
文部科学省は8月7日、「2013年度学校基本調査」の速報結果を公表した。大学在学者は学部生が微増、大学院生が減少傾向にあったほか、少子化の影響で減少が続く小学生は過去最低を更新した。特別支援学校の在学者数は、前年度より3,000人増え過去最高となった。
文部科学省は4月にまとめた「人材力強化のための教育改革プラン」の「産業競争力強化のための国立大学改革」において、秋入学や外国人積極採用、英語による授業などを進め「世界大学ランキングトップ100に10校、国際的存在感を増大」を戦力の一つにあげている。
高知県立大など5大学は7月22日、大規模な災害発生時にリーダーシップを発揮できる高度な人材育成を目指し、災害看護の大学院を2014年4月に開設すると発表した。国公私立大学が共同で大学院を設置するのは国内で初めて。
芝浦工業大学とUQコミュニケーションズは16日、芝浦工業大学が運用するキャンパスネットワーク「SITNET」とUQが展開するモバイルWiMAXネットワークの接続を開始した。同日より芝浦工業大学専用WiMAXサービス「SITNET WiMAXサービス」の提供を開始する。
英タイムズ・ハイアー・エデュケーション誌(THE)が設立から50年未満の大学を評価する大学ランキングを発表した。通常の大学ランキングで常に上位を独占する英米の伝統校が評価対象外となり、アジアの大学の評価の高さが際立った。
神奈川県は、7月13日から9月1日まで「第13回 かながわサイエンスサマー」を開催する。科学館、大学、研究機関、企業など、県内132機関が、科学講座や体験教室などを展開し、子どもたちに科学の楽しさや不思議さを伝える。
留学のトータルサポートを提供するBEOは、10月に東京・大阪で開催される留学イベント「beo留学フェア2013 Autumn(大学・大学院留学フェア)」を開催。来場予約受付は8月上旬より開始する。
京都、大阪、神戸、立命館、関西、関西学院の6大学は9月23日、大阪市内で「京阪神地区難関大学フェスティバル2013」を初開催する。高校生や受験生向けに各大学が模擬講義や座談会などを実施する。
日本私立大学連盟は、全国5か所で2013年度「私立大学フォーラム」を開催する。同フォーラムでは、「教育立国の再構築を目指した私立大学の挑戦」をグランドテーマに掲げ、有識者を招き議論する。
経済協力開発機構(OECD)は6月25日、加盟国の教育の現状を国際比較した「図表でみる教育2013」を公表した。日本は、海外の大学などに留学する学生の割合が1.0%と、加盟国平均2.0%のわずか半分という低水準だった。教育に対する公的支出の割合も最低水準にあった。
神奈川大学は、7月29日から8月2日の期間、工学部教員らによる「子どもサマースクール」を横浜キャンパスにて開催する。対象は小学4年から6年生で、全行程に参加できることが条件となっている。
富士通、Fujitsu Systems Business(Thailand)Ltd.、タイの王立大学であるチュラロンコン大学は19日、学生ポートフォリオシステムの活用に関する実証実験を、共同実施することを発表した。
モーニングスターが6月14日に発表した「大学ウェブサイトにおける教育情報公開状況レビュー」によると、教員数や学生数、就業者数などの基本データは、約9割のサイトに掲載されていることが明らかになった。
文部科学省は6月17日、5月末に申請のあった2014年度開設予定の「私立大学の学部等の設置等認可」および「公私立大学の大学院等の設置等認可」について、文部科学大臣から大学設置・学校法人審議会へ諮問したと発表した。