アルバイト、大学4年生の9割が経験あり…2人に1人は就活でアピール

 大学4年生の9割にアルバイト経験があり、2人に1人は就職活動でアルバイト経験をアピールしていることが、インテリジェンスが運営する求人情報サービス「an」の調査結果でわかった。

生活・健康 その他
アルバイト経験
  • アルバイト経験
  • アルバイトにお金以外で期待すること
  • アルバイトをして変化したことがある人の割合
  • アルバイトをして変化したこと
  • 就職活動でアピールした経験
  • 就職活動に役立つと思うこと
 大学4年生の9割にアルバイト経験があり、2人に1人は就職活動でアルバイト経験をアピールしていることが、インテリジェンスが運営する求人情報サービス「an」の調査結果でわかった。責任感や金銭感覚など、アルバイトを通じて自分の成長を実感している学生も8割に上った。

 全国の15~24歳の男女2,476人を対象にライフスタイルやアルバイト経験、将来・仕事観について調査・分析し、「若年層白書」としてまとめた。

 アルバイト経験は、学年が上がるにつれて経験者が増加する傾向にあり、高校1年生27.5%、高校3年生55.8%、大学1年生73.4%に対し、大学4年生は92.2%に達した。

 アルバイトにお金以外で期待することは、「人生経験」45.6%、「仕事の経験」43.2%、「社会人としてのマナー」40.4%、「自分の成長」33.0%の順に高かった。

 アルバイトをして変化したことがある人は、79.7%。具体的には、「責任感が強まった」33.8%、「客として行った店の店員に丁寧に接するようになった」30.9%、「金銭感覚が身に付いた」24.6%、「言葉遣いがきれいになった」24.1%、「時間を意識して行動するようになった」22.7%などが上位に並んだ。

 就職が内定した大学4年生に対し、就活でアピールした経験をたずねたところ、「大学の勉強・ゼミ」(59.7%)と「アルバイト」(52.5%)が過半数を超えた。アルバイト経験は、実際に働いた経験から学んだ点や気付いた点を将来やりたい仕事に重ねて話すことなどで、立派な自己アピールポイントになるという。

 就職活動に役立つと思うことでは、「大学の勉強・ゼミをがんばること」が1位になったが、就職に内定した4年生の2位は「何でもいいから、がんばってみること」、大学1~3年生の2位は「資格・英会話(TOEICの高得点など)」と、就活経験の有無で違いが出た。
《奥山直美》

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