野心や向上心欠如…日本人の「起業家精神」45か国中最低

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 日本人は、45か国中で起業家精神がもっとも低いことが、日本アムウェイが4月4日に発表した調査結果より明らかになった。日本人は若いうちから起業への関心が低く、野心や向上心、自信、能力の理解が欠如しているという。

 アムウェイ・グローバル起業家精神調査レポートは、アムウェイ本社が世界45か国の14~99歳の男女計5万861人を対象に対面と電話による調査を実施。調査期間は2016年4月~6月。「願望」「実行可能性」「安定性」に関する3つの因子から測定された起業家精神における度数を表す。

 日本人は、起業家精神の度数を表す「願望」「実行可能性」「安定性」の3つの要因すべてにおいて、世界平均と比べて低い。特に起業の「実行可能性」は、世界平均が46%に対して、日本は13%と34ポイントも低い。

 「起業へのポジティブな姿勢」は、2015年の63%から2016年は15ポイント上昇し、78%と世界平均よりも高い。一方、「起業家に対するポテンシャル」は2015年の13%から2016年は2ポイント上昇したものの、世界平均の約3分の1にとどまる。

 このような日本の状況をさらに分析すべく、日本とアメリカ、インド、フィンランドの4か国の18~29歳の男女計900人を対象に、若者の起業家精神における追加調査を2016年10月6日~11月5日に実施。その結果、日本の若者の起業への関心度は33%と4か国中もっとも低いことがわかった。また、「将来偉くなりたい」「自分の将来が楽しみである」「自分に自信がある」「自分にどのような能力・適性があるか知っている」のスコアももっとも低い。

 また、将来の希望職業における「自分で起業したい」の割合はインドとフィンランドが22%で同率1位、アメリカが19%で、日本は7.3%と4か国でもっとも低い。日本の人気職業は、1位「国家公務員、地方公務員」、2位「その他」、3位「会社・企業の事務職」と続き、「働きたくない」が9.8%で他国と比べて高い。

 なお、アムウェイ・グローバル起業家精神調査レポートの調査対象国は、中国、インド、日本、韓国、マレーシア、台湾、タイ、ベトナム、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、英国、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、ブラジル、コロンビアおよびメキシコ、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ノルウェー、ロシア、南アフリカ、スイス、トルコおよびウクライナの45か国。ただし、オーストラリアとノルウェー、ロシア、南アフリカ、スイス、トルコ、ウクライナは一部地域。
《工藤めぐみ》

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