12月、4年ぶりに発表となった生徒の学習到達度調査(PISA)。日本は3分野のうち、科学・数学的リテラシーの2分野で、OECD加盟37か国中1位となった。一方で、自律学習やプログラミングなどでは、日本の生徒の自信のなさが浮き彫りとなった。
少子化対策による大学の統合や新学部開設など再編が進む中、小中学校の不登校者数は過去最多を更新。子供たちひとりひとりが、心理的安全性を確保しながら学び、成長していく居場所の多様化も求められているのだろう。
個別最適化された学びを実現するために、2024年以降も「教育DX」がカギとなるのだろうか。