奨学金は主に給付型と貸与型の2つに分けられる。日本学生支援機構(JASSO)のほかにも、各大学や機関が奨学金制度を設けており、その種類や制度は様々。奨学金制度の利用者は増加しているが、奨学金は借りるだけでなく、その返済についてもしっかり考えなければならない。奨学金に関する様々な情報を配信する。
日本学生支援機構(JASSO)は、北海道で11月27日に発生した暴風雪で被害に遭った世帯の学生から緊急採用奨学金と減額返還・返還期限猶予を受け付けることを発表した。
増田塾は、社会貢献の一環として成績優秀者に奨学金を授与する模試「第3回難関私大奨学金模試」を12月9日(日)に実施する。1位の成績優秀者は、大学の年間授業料相当額(上限100万円)がもらえる。
内閣官房の内閣広報室は、国が進める子ども・子育て支援策の内容をまとめた「日本の元気は、子ども・若者たちの元気から」を首相官邸ホームページに特集ページとして新設した。
給費生試験とは、神奈川大学独自の奨学金制度として1933年より実施されている入試制度で、「全国各地での地区試験」「返還不要な給費生制度」という、当時としてはほかに例を見ない仕組みを導入したものという。
リクルートと文部科学省が行った合同調査により、厳しい経済状況の影響から保護者の関心が入試制度から進学費用に移り、約8割の大学が返済不要の独自の給付型奨学金を導入していることがわかった。
慶應義塾大学は、2013年度の「学問のすゝめ奨学金」について申請受付を開始した。申請期間は11月30日まで。
文部科学省がまとめた2013年度予算概算要求によると、文部科学関係予算は、今年度の予算額から4,079億円(7.2%)増の6兆0,455億円となった。予算額のうち、4,943億円は、教育改革の推進などを目的とした「特別重点要求および重点要求」として計上した。
JSコーポレーションは11月5日、7月に発行した「高校生白書2012年」のデータ分析結果を公表した。「学費負担軽減制度」の利用者は、51%と半数を超えたが、「出願校の決定基準」に「奨学金や特待生制度」をあげる人は5%にとどまった。
ユニクロなどを展開するファーストリテイリンググループは、社会貢献活動の一環として、アメリカ政府と協働した次世代育成支援「TOMODCAHI-UNIQLO フェローシップ」をはじめると発表した。
早稲田大学は、遠隔地域の高校出身者で、学業成績が優秀であるにもかかわらず家計の事情により同大学への進学を断念せざるを得ない受験生を対象に「めざせ!都の西北奨学金」制度を設立した。採用候補者として約500名を募集する。
奨学金の返還滞納が社会問題化する中、兵庫県加西市は2013年4月から、奨学金返還額の3分の1を補助する制度をスタートさせる。若者のUターンなど、人口増や定住促進を目指した初めての施策。自治体が奨学金返還分を補助する事業は全国的にも珍しく、注目を集めそうだ。
東京大学は、経済的な理由により就学困難な女子生徒に対し、入学後に奨学金を支給して支援する「さつき会奨学金」を創設した。原資は、東京大学基金に設置されている「さつき会奨学基金」。
留学支援事業を手掛けるテンプ総合研究所(ICC国際交流委員会)は、10月31日まで、高校留学を対象に最大200万円相当の給付型奨学金の奨学生を募集する。
みちのく未来基金は8月21日、津波被害を受けた東北3県沿岸部の高校を訪問し、2013年春高校卒業予定の震災遺児について調査を行ったところ、地元大学への進学を希望する生徒が昨年の43%から50%に増加したと発表した。
日本学生支援機構(JASSO)は、8月13日からの大雨被害により、家計が急変したことにより奨学金を希望する学生等に対し、奨学金の緊急採用を受け付けることを発表した。
全国高等学校体育連盟は、東日本大震災で被災した運動部活動に参加する高校生を対象にした「甦れ日本!高校生アスリート作文コンテスト」を行い、優秀な作文を書いた生徒に対し、奨学金を支給する。