夏休みの楽しみでもあり、気がかりでもある自由研究。ゴールデンウィーク明けから続々と関連情報が公開され、Webサイトは自由研究情報の宝庫となっている。 身近な道具を使って簡単にできるものから本格的なもの、体験型や家族・仲間と挑戦するものまでさまざまな情報を紹介していく。
阪神電気鉄道は、子どもたちが自由な観点で阪神電車を描くコンクール「ぼくとわたしの阪神電車」を実施すると発表。応募期間は7月22日から9月10日まで、対象は4歳から小学生まで。大賞には1日駅長体験とキッザニア甲子園への招待が贈られる。
化学の学会や産業界で組織されている「夢・化学-21」委員会は、8月3日と4日の両日、小学生を対象とした化学実験体験「夏休み子ども化学実験ショー2013」を化学技術館にて開催する。実験や工作を通じて化学の魅力に触れてほしいという。
小学館集英社プロダクションの通信講座「ドラゼミ」は、4月から小学生を対象に映像授業による通信講座を開設している。「テレビドラゼミ」というこの講座は、ドラゼミの教材を使った授業の映像をPCやタブレット、テレビ向けに配信するというものだ。
ビックカメラは8月10日、小中学生を対象とした体験型企画「ビックカメラ・エコツアー」を開催する。JAL機長による高度1万メートルから見た地球環境の変化を勉強できる「そらエコ教室」も開催する。
子どもの文化・教育研究所が主催する「第31回全国小・中学生作品コンクール」では、自由研究などの「学校での学習をもとに発展させて研究・調査した」作品を募集する。作品受付期間は9月1日(日)から9月30日(月)で、個人のほか、団体での応募も可能。
明治大学理工学部は8月9日、小学生から高校生を対象にした「夏休み科学教室」を開催する。太陽電池、ロボット、手回し発電機など、13種類のテーマでプログラムを展開、実験や実習、工作に楽しく取り組むことができる。
光に関するさまざまな情報を紹介するホームページ「キヤノンサイエンスラボ・キッズ」は7月4日、夏休みの自由研究におすすめのコンテンツを紹介する「オススメ!夏休み自由研究」特集を公開した。
日本大学理工学部は7月27日、「小学生のための夏休み『自由研究』教室」を開催する。自由研究のテーマに最適なエコロボット、模型飛行機、LEDカラフル花火などの実験や製作に挑戦することができる。
ディスカバリーチャンネルでは、夏休み特集として「解明・宇宙のしくみ」を、7月22日から8月30日まで一挙放送する。まずは宇宙の仕組み「恒星」から始まる。恒星がどのようにして生まれ、どのようにして様々な物質を生み出したかを探っていく内容だ。
「青少年のための科学の祭典」2013全国大会が7月27日(土)と28日(日)の2日間、科学技術館で開催される。全国各地から集まった演示講師によるブース、ステージ、ワークショップがあり、誰でも無料で参加できる。
トレンドマイクロは、小学校高学年の子どもとその保護者を対象とした夏休みセキュリティ教室を全国4か所で開催する。実際にタブレット端末に触れ、デジタル作品の制作や安全な利用方法を学ぶ。参加費は無料で、事前登録が必要。
学研教育出版は7月1日、小・中学生向けコンテンツポータルサイト「学研キッズネット」内に、「夏休み自由研究プロジェクト2013」を9月30日までの期間限定でオープンした。
Z会の通信教育小学生コースは、自由工作や自由研究を1日で終わらせることができるという夏休みの宿題お助けサイト「夏休みおたすけたい」をオープンした。おすすめのアイデアや作り方などを掲載している。
ベネッセコーポレーションの通信講座「進研ゼミ小学講座」では、「第10回 全国小学生『未来』をつくるコンクール」を開催する。7月1日より9月14日まで「作品」「自由研究」「環境」の3部門で作品を募集する。
神奈川県は、県の施設や学校で子どもたちの生きる力を育む「夏休みかながわ子どもワクワク体験」を実施する。小中学生以外の幼児や高校生・社会人が参加できるプログラムも用意している。
秩父鉄道は、夏休み特別企画として、広瀬川原車両基地で工作体験と工場見学、SLとの記念撮影ができる「わくわく体験ツアー」を7月31日に開催する。車両基地で小物用のラックづくり体験などができ、子どもと気軽に楽しめる内容となっている。