神奈川県は10月15日、平成27(2015)年度私立高等学校・中学校・中等教育学校生徒募集と生徒納付金の概要を発表した。初年度納付金がもっとも高い学校は、中・高ともに慶應義塾湘南藤沢で147万円となっている。 募集要項には、募集人数のほか、募集期間や試験日、合格発表日、初年度納付金、入学検定料などが掲載されている。また、県が行っている保護者の経済的負担を軽減する学費補助制度のほか、国の費用による授業料の一部を軽減する高等学校等就学支援金制度についても資料を掲載している。 神奈川県内の私立学校は、中学校が58校で8,100人(前年度比51人減)、中等教育学校が3校で400人、全日制高校が51校で14,601人(前年度比189人減)公募する。 初年度納付金は、中学校でもっとも高いのが「慶應義塾湘南藤沢中等部」147万円、もっとも低いのが「聖ステパノ学園中」61万円、平均が96万1,056円。高校でもっとも高いのが「慶應義塾湘南藤沢高等部」147万円、もっとも低いのが「平塚学園高」63万6千円、平均が91万3,028円。初年度納付金を値上げした学校は、中学校で5校、高校で5校となっている。