H26年の子どもの水難、もっとも多い発生場所は「河川」52.7%…警察庁
警察庁は6月18日、平成26年中における水難の概況を発表。全国の発生件数1,305件のうち、中学生以下の発生件数は166件。死者・行方不明者は55人と、前年より11人増となった。発生した場所では「河川」が半数以上を占めている。
平日の学習時間がもっとも短いのは大学生…中学生とは2時間の差
総務省統計局は、日本の社会や経済状況をまとめた「明日への統計2015」を作成しWebサイトに公開した。「平日の勉強時間は大学生がもっとも短い」、「小学生から高校生が行うボランティアはまちづくり活動が多い」といった暮らしの側面を紹介している。
子どもの貧困率が増加、就学援助率は過去最高の16%
子どもの相対的貧困率は1990年代半ば頃からおおむね上昇傾向にあり、就学援助を受けている小中学生の割合は、平成24年度に過去最高の15.6%となったことが、内閣府が6月11日に公表した「平成27年版子ども・若者白書」より明らかになった。
女子中高生「ネットいじめ増加する」が9割…親に相談は2割未満
女子中高生の約9割が、今後LINEやTwitterなどのSNSやネットをきっかけにいじめが増えると考えていることが明らかになった。また、現在いじめにあっている女子中高生で親に相談したと答えた人は2割に満たなかった。
経済的理由で中退した私立中高生、過去最低水準に
2014年度の1年間に経済的理由で中退した私立高校生の割合は0.04%、私立中学生の割合は0.02%と、過去最低の水準であったことが、全国私立学校教職員組合連合(全国私教連)の調査結果より明らかになった。
23の国と地域のプログラミング教育実施状況…文部科学省
文部科学省は6月10日、イギリスやアメリカ、インドなど23の国と地域におけるプログラミング教育の実施状況や取組みについてまとめた報告書を公表した。ほぼすべての調査対象国・地域で、プログラミング教育を通じて論理的思考や創造性などを養うことが目的とされている。
小中高生の9割が「先生は忙しい仕事」…子どもの意識調査
学校の先生は忙しくて大変だが、子どもや世の中のためになる仕事である。身近に教師に接する子どもたちの多くが、仕事の多忙さとともに意義も感じていることがベネッセの調査でわかった。また、約7割の子どもに尊敬している先生がいた。
いまどきパパの8割が子育てに積極的「パパの子育てレポート前篇」
博報堂が実施している「博報堂こそだて家族研究所」は、2015年3月7日から3月8日に実施したアンケート調査をまとめた「現代パパの子育て事情(前篇)」を発表。いまどきパパの8割以上が子育てに積極的な姿勢であることが明らかになった。
親の経済格差で子どもの肥満が3倍に…日本医科大調査
親の経済状態が子どもの肥満に影響を与えることを明らかにする研究結果が発表された。家計支出が下位3分の1の世帯での青年期の肥満の割合は、上位の世帯の約3倍だった。肥満に該当したのは、全体では学童期で12.3%、青年期で9.1%だった。
東大とベネッセ、小1-高3親子の「子どもの生活と学び」追跡調査を実施
東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所は6月4日、「子どもの生活と学び」追跡調査を7月に実施すると発表。小学校1年生から高校3年生までの親子2万1,000組に対して、10年程度の長期にわたる調査を行う。
内閣府、「少子化社会対策白書」に使用する赤ちゃんの写真公募
内閣府は、「平成27年版少子化社会対策白書」の作成にあたり、多くの人に親しみやすく、読まれやすい白書にするために、表紙や挿絵に使用する赤ちゃんの写真を公募している。メールもしくは、郵送で6月4日まで応募を受け付けている。
8割以上の保育施設で「食物アレルギー」のある子どもが在籍…東京都
8割以上の保育施設で「食物アレルギー」のある園児・児童が在籍していることが、東京都が行ったアレルギー疾患のある子どもに関する調査でわかった。また、施設内で食物アレルギー症状が出た状況では、「初発」がもっとも多い。
神奈川県の児童虐待相談が過去最多に…小学生の増加目立つ
神奈川県は5月28日、平成26年度に同県所管の児童相談所で受け付けた児童虐待相談件数について公表。前年度より223件増加し、過去最多の2,707件数となった。対象年齢では乳幼児が42.9%を占めている。
長期入院した児童生徒の4割に学習指導行われず
年間延べ30課業日以上の長期入院した児童生徒は延べ約6,300人にのぼり、その4割にあたる2,520人に在籍校による学習指導が行われていないことが、文部科学省の調査結果より明らかになった。
お父さんだったら運動会に来てほしいアスリートは「イチロー」
ネオマーケティングは5月22日、「運動会での父親に関する調査」の結果を公表した。お父さんだったら運動会に来てほしいと思うアスリートは、1位が「イチロー」、ついで2位「錦織圭」、3位「本田圭佑」という結果だった。
体罰などに関する申告、児童・生徒によるものが最多…東京都教委調査
東京都教育委員会は5月21日、平成26年度に発生した都内公立学校の体罰実態調査の結果を公表。体罰や行き過ぎた指導、その疑いのある事案について、計468校から報告があった。また、児童・生徒による申告がもっとも多く、全体の半数以上を占めている。

