猛暑やゲリラ豪雨など、例年にない天候に見舞われた今年の8月も、遂にラストスパート。社会人は、お盆の時期に休んだ人もいれば、これから休暇に入る人もいると思うが、小・中・高校生は、新学期のスタートに向けて、残りわずかな夏休みを過ごしていることだろう。
親切を行う幼児は、後に周りの児から親切にしてもらいやすく、自分が親切にした分を周りの児から返してもらっていることなどが、大阪大学の研究によって明らかになった。「情けは人の為ならず」が5~6歳児の日常生活で働いていることが実証された。
ニフティは8月22日、小学生を中心に月間100万人が利用するパソコン向けサイト「キッズ@nifty」で、新コーナー「キッズ研究所 調査レポート」を開始した。
20歳以上になったら「喫煙すると思う」と回答した割合は、男女ともにすべての学年で1割未満と低く、2000年の調査以来、過去最低となったことが、文部科学省の調査より明らかになった。
東京都は8月19日、2013年度学校基本調査結果速報を公表した。学校・園の数は、ほとんどの学校種で減少したものの、在学・在園者数は、中学校、専修学校で増加した。また、大学等への進学率は65.2%と10年ぶりに0.5ポイント低下したことが明らかになった。
去る8月12日、高知県の四万十市西土佐では、41度という国内過去最高の気温を観測。その後、4日連続で40度に達したというニュースが流れた。また、総務省消防庁が8月5日から8月11日までに、熱中症で救急搬送した人数は、全国で9,815名に上る。
文部科学省は8月9日、「インターンシップの普及および質的充実のための推進方策について意見のとりまとめ」を公開した。資料では、大学教育におけるインターンシップ実施の現状に関して調査結果と今後の課題が報告されている。
Z会の情報サイトZ-wikiでは、夏休み特集の一つ「勉強するぞ!宣言」の投票を実施。高1・高2生の約7割が5時間以上の勉強時間を宣言、高3生・大学受験生の約9割が10時間以上の勉強時間を宣言したという。
文部科学省は8月7日、「2013年度学校基本調査」の速報結果を公表した。大学在学者は学部生が微増、大学院生が減少傾向にあったほか、少子化の影響で減少が続く小学生は過去最低を更新した。特別支援学校の在学者数は、前年度より3,000人増え過去最高となった。
国立教育政策研究所は8月5日、生徒指導支援資料「いじめと向き合う」を公表した。小学生の9割近くが「仲間はずれ・無視・陰口」の被害を受け、加害経験も同様の傾向であることから、誰もが被害者・加害者になりうる、いじめの実態がみえてきた。
厚生労働省は7月25日、子ども虐待による死亡事例等の検証結果と児童虐待相談対応件数を発表した。2011年度の虐待による死亡事例は85例。また、2012年度の児童相談所での児童虐待相談対応件数は過去最多の66,807件となった。
総務省は7月16日、平成25年「情報通信に関する現状報告」(平成25年版情報通信白書)を公表した。「教育分野におけるICT利活用の推進」や「青少年のインターネット利用」など、子どもに関連する動向も盛り込まれている。
昨年の自由研究の満足度を60点以下と低く自己採点する小学生が4割を占め、自由研究の出来栄えややりがいに不満を残す子ども多い実態が、「夏休みの自由研究に関する意識・実態調査」の結果から明らかになった。
中学校で不登校だった人が卒業後に高校などに進学した割合は、85%にのぼることが、文部科学省が7月12日に開催した「不登校生徒に関する追跡調査研究会」の中間集計で明らかになった。今後は調査結果の分析を行い、今秋に報告書を作成するという。
東京都は7月11日、平成25年3月に都内公立中学校を卒業した者の進路状況についてまとめた調査結果を公表した。調査期日は平成25年5月1日現在。資料によると、高等学校等進学率は前年度に比べて増加し、過去最高を更新した。
通信添削学習サービスの「ドラゼミ」を運営する小学館集英社プロダクションは、夏休みの学習環境について意識調査を実施、その結果を発表した。約60%が「夏休みの中盤には終えている」と回答。