スマホ持たせる時期、小中学生から84.8%…iPhone大陸調査

 IoTコンサルティングは2024年2月20日、格安SIMやスマホの最新情報を届けるメディア「iPhone大陸」にて実施した、スマホ学割に関する調査結果を発表した。スマホを持たせる時期は、小学生44%、中学生40.4%で、84.8%が小中学生からであることが判明した。

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  • スマホ学割に関するアンケート回答者
  • 年代別回答者
  • 子どもにスマホを持たせるならいつ頃からですか?
  • 子どもにスマホを持たせる理由を教えてください(複数回答可)
  • スマホ学割で最優先したい特典は何ですか?
  • 学割以外にキャリアに求めることは何ですか?(複数回答可)
  • 子どものスマホを契約するならどのキャリアの学割を利用しますか?

 IoTコンサルティングは2024年2月20日、格安SIMやスマホの最新情報を届けるメディア「iPhone大陸」にて実施した、スマホ学割に関する調査結果を発表した。スマホを持たせる時期は、小学生44%、中学生40.4%で、84.8%が小中学生からであることが判明した。

 iPhone大陸では2024年2月12日から13日、キャリアや格安SIMの情報を取り扱っているという観点から、子供にスマホを持たせるなら、いつ頃からなのか、どのような学割が好まれているのかということを探るべく、調査を実施した。

 対象はインターネットアンケートの10代から60代以上の男性135名、女性342名、LGBTQ3名の480名。年齢別の回答者は30代が214名ともっとも多く、40代152名、20代68名と続いた。スマホを持たせる時期については、小学生44%、中学生40.4%で、84.8%が小中学生からであることが判明した。

 「子供にスマホを持たせるならいつ頃からですか?」との質問には、小学生(高学年)150名、小学生(低学年)63名で、計213名となり44%を占めた。続いて、中学生が194名(40.4%)、高校生55名(11.5%)となり、大学生や社会人になってからスマホを持たせる家庭はほとんどなく、84.8%は小学生から中学生の時期にスマホを持たせることが明らかになった。

 子供にスマホを持たせる理由についての質問では、「日常連絡手段のため」が416票で第1位となった。IoTコンサルティングは、小中学生の時期に習い事や部活が始まる、親が共働きで家をあける時間が多くなるなど、すぐに連絡が取れるようにという理由でスマホを与えていると考察している。

 また、子供の一人行動が増えてくると、位置情報の共有ができるようにスマホを与えている家庭も少なくなく、中には「教育(学習アプリ)のため」にスマホを持たせている家庭もあるという。IoTコンサルティングは、子供が思春期に入る前にスマホを持たせ、早い段階でネット社会の教育をすることは、今の時代には必要かもしれないとコメントしている。

 「スマホ学割で最優先したい特典」についての質問では、プランの基本料金割引が90.4%を占め最多となった。一方、データ増量特典に関しては、ほとんど求められていないことがわかった。日常連絡や防犯面でスマホを与えるのであれば、データ容量が少なくても問題がないということがうかがえる。

 「学割以外にキャリアに求めること」の質問では、学割に限らず、基本料金の安さが第1位となった。また、「どのキャリアのスマホ学割を利用するか」については、ドコモ32.7%、au17.5%、UQモバイル15.6%、ワイモバイル14.8%、ソフトバンク12.9%などとなった。

《いろは》

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