奨学金の返還額、年収の9%に…マイナンバー活用
所得に連動した返還型の奨学金制度の導入について検討している文部科学省の有識者会議は3月24日、返還額を年収の9%、最低返還月額を2,000円とすることなどを決定した。平成29年度新規貸与者からの導入をめざす。
世界展開力強化事業、筑波大がS評価…H25年度採択分中間評価
文部科学省は3月23日、「大学の世界展開力強化事業」平成25年度採択分について、中間評価を公表。7事業(11大学)のうち筑波大学が最高のS評価を受け、優れた取組状況と評価された。そのほかの大学は、A評価を受けている。
いじめが疑われる長期間欠席、文科省が調査指針を策定
文部科学省はいじめによる学校の長期間の欠席「不登校重大事態」が疑われるとき、学校や設置者が適切に調査を行うよう指針を策定し、各道府県教育委員会などに対し、周知するように通知した。
大卒予定者就職内定率87.8%、8年ぶりの水準…女子内定率高
厚生労働省と文部科学省は、平成28年3月に大学等を卒業する学生の就職内定状況を公表した。2月1日現在の大学卒業予定者の就職内定率は87.8%と前年同期比を1.1ポイント増やし、平成20年3月卒業者以来8年ぶりの水準となった。
第5回科学の甲子園、海陽中等教育学校チームが全国制覇
茨城県つくば市にて3月18日~21日までの日程で開催された「第5回 科学の甲子園全国大会」において、全競技の結果、各都道府県の代表47校の中を勝ち抜き、愛知県代表・海陽中等教育学校チームが優勝を飾った。
文科省、H28年度教科書検定に向け過去結果を全国で公開
文部科学省は、平成27年度の教科書用図書検定の結果に関する資料について、6月~7月の期間、東京会場をはじめとした全国7会場で公開する。今回は高等学校用教科書に係る申請図書や調査意見書、判定案、教科用図書検定基準などが閲覧できる。
プーさんと一緒に英語学習、小学生向けオールカラー入門ドリル
KADOKAWAは、「CD付・くまのプーさんと学ぶ小学英語(コレクション1/アルファベット・ローマ字)」を発売した。「聞く・発音する・書く」といった英語の基礎を、プーさんや仲間たちと一緒に学べる小学生向けの英語入門ドリル。
4/18は「発明の日」、日本科学未来館で科学イベント4/23・24
4月18日の「発明の日」を含む1週間は「科学技術週間」は、全国各地でさまざまな催しが行われる。東京都では4月23日・24日に、おもに小・中学生を対象として「Tokyo ふしぎ祭(サイ)エンス2016」を開催する。会場は日本科学未来館とシンボルプロムナード公園、入場無料。
インターンシップの単位認定大学は増加傾向、H26年度は566校
文部科学省は3月15日、「平成26年度大学等におけるインターンシップ実施状況」について調査した結果を公表した。インターンシップに参加した大学生や大学院生は、全体の2割にあたる約58万人。インターンシップを単位認定している大学は、前年度より24校増の566校であった。
立教大、SGH教職員対象「アクティブ・ラーニング研究会」3/19
立教大学は3月19日、池袋キャンパスにてスーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校教職員を対象とした「グローバル教育高大連携研究会」を開催する。研究会では、アクティブ・ラーニングの効果的な実践法をテーマに情報共有や意見交換を行う。
AO・推薦に学力検査導入? 一般入試1-2科目受験消失か…高大接続会議
文部科学省は3月11日、第13回高大接続システム改革会議において推薦やAO入試でも知識や技能、思考力や判断力、表現力をいった学力を適切に把握できるような入試のあり方を求めた。
慶應SFCとDNP、遠隔授業のシステム開発で共同研究
慶應義塾大学SFC研究所プラットフォームデザイン・ラボと大日本印刷(DNP)は3月15日、遠隔授業の共同研究を行うことで合意したと発表した。生徒の進捗状況などに対応できる新たな遠隔システムを開発し、教育ビジネスへの参入を目指していく。
10代死因トップは自殺…子どもを救う教師用リーフレット公開
千葉県教育委員会は3月14日、教職員に向けた「児童生徒の自殺防止対策啓発リーフレット」を作成し、ホームページ上に公開した。自殺予防対策や予防教育、自殺が起きてしまった時の対応などについて、学校現場での利用を想定した資料となる。
ノーベル賞受賞、子どもの「研究者」意識向上するも親は理系進学を敬遠
日本人のノーベル賞受賞決定直後に実施された科学技術に関する親子意識調査によると、子どもには研究者の仕事に対する興味関心が高まった一方、保護者では子どもの理系進学希望が減少したことが明らかになった。
大学入試新テスト、文科省が最終報告案…採点にAI活用
文部科学省の高大接続システム改革会議は3月11日、「最終報告(案)」を取りまとめ、公表した。「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」に記述式問題を導入し、採点支援業務には人工知能(AI)を活用。年複数回実施については引き続き検討するとした。
公立小・中7割、標準授業時数超え年間40-50単位時間を設定
文部科学省は、平成27年度公立小・中学校および高等学校における教育課程の編成・実施状況調査の結果について公表した。標準授業時数を超えて設定している小・中学校は7割あったほか、多くの学校で少人数指導やティームティーチングを実施していた。

