文部科学省は教育や生涯学習の復興に取り組む機関である。今、子どもたちの教育環境は小学校での英語教育開始や、タブレット端末を使用した授業の導入等、グローバル化や教育ICTの充実に向けて大きく変化している。文部科学省の取り組みやそれに関するニュースを提供している。
中学校で不登校だった人が卒業後に高校などに進学した割合は、85%にのぼることが、文部科学省が7月12日に開催した「不登校生徒に関する追跡調査研究会」の中間集計で明らかになった。今後は調査結果の分析を行い、今秋に報告書を作成するという。
文部科学省は7月9日、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果公表の取扱いに関するアンケートを7月中に実施することを決定した。学校別の成績公表の可否について、小中学校や保護者などを対象に調査するという。
文部科学省は7月1日、学校給食における指導の徹底について各都道府県の教育委員会や私立学校、国立の附属学校などに通知した。
文部科学省は7月9日、2012年度文部科学白書を公表した。白書では、「いじめ・体罰の課題への対応」や「教育委員会制度の在り方」「これからの大学教育の在り方」などを特集している。
第一志望の会社に入社した新入社員は昨年より減少して5割にとどまり、自らの志望より内定を得ることを優先する傾向にあることが、2013年度の新入社員を対象に実施した「働くことの意識調査」の結果から明らかになった。
文部科学省は6月28日、「土曜授業に関する検討チーム」の中間まとめを公表した。土曜授業の推進にあたり、「全国一律で制度化する場合」と「設置者の判断で実施する場合」の2つの場合にわけて検討しているという。
学生服のトンボは、小・中・高校生を対象に「トンボ」をテーマとした「WE LOVE トンボ」絵画コンクールを開催する。応募期間は7月1日から9月20日までで、個人またはクラス、学校単位での応募も可能。
文部科学省をはじめとした各府省庁が連携し、子どもたちに業務説明や省内見学などを行う「子ども霞が関見学デー」が8月7日(水)と8日(木)の2日間にわたって開催される。
文部科学省は、「2013年度 地域とともにある学校づくり推進フォーラム」を6月から12月にかけて全国8会場で開催する。取組事例の発表や参加者の熟議を通して、地域とともにある学校づくり(コミュニティ・スクール等)の充実に向けた議論を深めていく。
文部科学省は6月17日、5月末に申請のあった2014年度開設予定の「私立大学の学部等の設置等認可」および「公私立大学の大学院等の設置等認可」について、文部科学大臣から大学設置・学校法人審議会へ諮問したと発表した。
文部科学省は6月17日、2014年度私立大学の収容定員の増減について発表した。早稲田大学や法政大学、上智大学など18大学で計1,394人増加となる。
政府は6月14日、改正教育基本法に基づき「第2期教育振興基本計画」を閣議決定した。第2期教育振興基本計画は、政府として策定する総合的な計画であり、重要な意義を有するものであるという。
下村博文文部科学大臣は、4月9日の定例記者会見で、秋入学・ギャップターム推進のための検討会議(仮称)設置について発表した。秋入学・ギャップタームについて、産学官で連携して考えていくことが必要であるという。
総務省は、教育分野のICT利活用を推進するため、誰でも使いやすいシステムの構築・検証等を行う「教育分野における最先端ICT利活用に関する調査研究」を7月16日まで公募する。
子ども・子育て支援新制度シンポジウム「みんなでつくる 地域の子ども・子育て支援事業計画」が7月19日、ドーンセンター(大阪市中央区)で開催される。入場料無料、要予約。
第4回学びのイノベーション推進協議会が6月12日に旧文部省庁舎で開催された。約2時間に渡る各ワーキンググループの現状報告と意見交換の中で、教育現場でのICT活用に関する調査結果が目を引いた。