インターンシップ、基本的考え方を改訂…採用活動可能な時期も明確化
文部科学省と厚生労働省と経済産業省は4月8日、「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」を一部改正した。大学、企業双方の意義をあらためて示すとともに、インターンシップを通じた採用選考活動についても、実施可能な時期や事例を明確化した。
達成度テスト、高校の7割以上が反対…センター試験存続は7割が支持
大学入試センター試験に代わり、達成度テスト(仮称)が導入されることについて、高校の7割以上が「反対」であることが、進路情報研究センターが実施した調査報告書より明らかになった。現行の大学入試センター試験について「このままでよい」という回答も7割に上った。
文科省ICT活用実証研究、教員の9割以上「子どもの意識や理解が向上」
文部科学省は4月11日、学びのイノベーション事業実証研究報告書を公表した。ICTを活用した授業について、実証校18校の教員の9割以上が「児童生徒の意識や理解を高めることに効果的」と評価したことが明らかになった。
スーパー食育スクール、お茶大附属や立命館守山など42校が決定
文部科学省は4月11日、平成26年度スーパー食育スクール指定校を決定したと発表した。お茶の水女子大学附属小学校や立命館守山中学校・高等学校など42校が決定した。指定期間は1年間。
【大学受験2015】青学や法政など20大学で定員増予定
文部科学省は4月9日、平成27(2015)年度から収容定員を増加する予定の私立大学一覧を発表した。青山学院大学や法政大学、関西学院大学など大学20校と短期大学2校で定員を増やす予定という。
文科相が設置認可を諮問、幸福の科学など5私大
文部科学省は4月8日、平成27年度に開設を予定している私立5大学の設置認可について、下村博文大臣から大学設置・学校法人審議会へ諮問したと発表した。3月末に申請のあった千葉県の幸福の科学大学など5校について、同審議会が新設を認めるかどうかについて答申する。
4学期制、導入大学はわずか1%…検討会議が学事歴の見直し審議
東京大学が2015年度から導入することでにわかに注目されている「4学期制」だが、国内で実際に導入している大学は1%にとどまることが、文部科学省の調査結果からわかった。学事歴の多様化などを審議する検討会議では、4学期制や秋入学の必要性を指摘している。
文科省が「家族のきずな・我が家のルール3行詩」優秀作品をカレンダーに
文部科学省と日本PTA全国協議会は、家庭の風景やルールなどを3行詩にまとめた「親子で話そう!家族のきずな・我が家のルール」を募集。優秀作品を作品集としてまとめ、公表した。作品はカレンダー形式になっており、ダウンロードして家庭でも楽しめる。
学校管理職育成に自治体の大学院連携は現状維持と消極的
国立教育政策研究所は、都道府県・政令指定都市における「学校管理職育成の現状と今後の大学院活用の可能性に関する調査」の報告書を作成。育成のための研修の企画や運営に大学院と連携を増やしたいと希望する自治体は3分の1にとどまった。
スーパープロフェッショナルハイスクール、埼玉県立常盤高校など10校に決定
文部科学省は4月7日、平成26(2014)年度から始める「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)」の指定校を発表した。41校の応募の中から、埼玉県立常盤高校など10校が選ばれた。専門的職業人の育成を目指し、3年(最大5年)の研究開発に取り組む。
達成度テスト、文科省が意見募集…5/7まで
文部科学省は4月4日、導入を検討している「達成度テスト(仮称)」について、社会から広く意見を募集すると発表した。中央教育審議会で議論してきた達成度テストの在り方に対して5月7日まで、郵送やメールで意見を受け付ける。
2015年度使用の教科書検定、高校で1点不合格
文部科学省は4月4日、平成27(2015)年度より小学校および高校で使用される教科書用図書の検定結果を発表した。全検定申請点数212点のうち、小学校は139点すべて合格、高校はコミュケーション英語IIIで1点が不合格、1点が申請取下げとなった。
私立学校法の一部を改正…学校の異例事態に対応する仕組みを整備
文部科学省は4月3日、「私立学校法の一部を改正する法律」の概要、新旧対照表などをホームページに掲載。この改正により、異例な事態に所轄庁が当該学校法人に対して必要な措置をとることができるようになった。
文科省、高校教育の現状や課題に関するまとめ案を公表
文部科学省は3月、初等中等教育分科会高等学校教育部会の審議まとめ案を発表。高校教育をめぐる現状や、質の確保・向上に関する課題・基本的考え方をまとめた。
学校外教育支出が多い家庭の子ほど学力は高い…全国学テの保護者調査
文部科学省が、「平成25年度全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)」の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究、保護者に対する調査および教育委員会に対する調査結果について公表した。
スーパーサイエンスハイスクールに県立船橋高校など9校が内定
文部科学省は3月28日、平成26年度スーパーサイエンスハイスクールとして、41校の応募の中から9校を内定したと発表した。開発型に東京学芸大学附属国際中等教育学校など4校、実践型に千葉県立船橋高等学校など5校が選ばれた。

