運動部活動の熱中症対策、大会延期や見直しも…スポーツ庁

 スポーツ庁は2018年7月20日、運動部活動における熱中症事故の防止について、教育関係機関や体育・スポーツ団体に文書を通知した。高温や多湿時には大会の延期や見直しなど柔軟な対応を検討するとともに、生徒の熱中症対策を徹底するよう求めている。

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  • スポーツ庁「運動部活動における熱中症事故の防止等について(依頼)※教育関係機関向け」
  • スポーツ庁「運動部活動における熱中症事故の防止等について(依頼)※体育・スポーツ団体向け」
 スポーツ庁は2018年7月20日、運動部活動における熱中症事故の防止について、教育関係機関や体育・スポーツ団体に文書を通知した。高温や多湿時には大会の延期や見直しなど柔軟な対応を検討するとともに、生徒の熱中症対策を徹底するよう求めている。

 学校の管理下における熱中症事故のほとんどが体育・スポーツ活動中によるもので、夏季の運動部活動では熱中症事故の防止など、生徒の安全確保に向けて万全の取組みを講ずる必要があることから、都道府県や指定都市の教育委員会教育長、都道府県知事、附属学校を置く国立大学法人学長などに対し、7月20日付の文書を通して対応を依頼した。

 具体的には、「運動部活動の在り方に関する方針」の策定にあたり、気象庁の高温注意情報が出された地域・時間帯では屋外の活動を原則として行わないよう明記するなど、適切な対応を要請している。

 日本中学校体育連盟会長、全国高等学校体育連盟会長、日本高等学校野球連盟会長など、体育・スポーツ団体に向けても7月20日付で文書を通知。教育関係機関、体育・スポーツ団体いずれに対しても、高温や多湿時には学校体育大会などの延期や見直しなど、柔軟な対応を検討するよう求めている。

 広域的な大会などでやむを得ない事情で開催する場合には、参加生徒の適切な選別、こまめな水分・塩分補給や休憩の取得、観戦者の軽装や着帽など、生徒の健康管理を徹底するよう明記。熱中症の疑いのある症状が見られた場合には、「早期の水分・塩分の補給や体温の冷却、病院への搬送など、適切な対応を徹底すること」としている。
《奥山直美》

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