教育再生実行会議、センター試験を廃止し「達成度テスト」創設を提言
政府の教育再生実行会議は10月31日、高等学校教育と大学教育との接続・大学入学者選抜の在り方について、第四次提言を安倍晋三首相に提出した。
東京都調査、公立小から私立中への進学率は16.3%…千代田区は39%
東京都教育委員会は10月31日、平成24年度の公立学校卒業者を対象とした進路状況を公表した。私立中学校への進学者は1万5,502人(16.3%)で、前年度より0.2ポイント減少。地区別にみると、もっとも多いのは「千代田区」39.0%だった。
入学後の満足度が高い大学ランキング、トップ5は昨年と同じ
大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は10月31日、入学後の学生の満足度が高い大学ランキングを公表した。1位は「東京大」、2位は「東北大」、3位は「京都大」がランクインした。
【高校受験2014】福井県公立高校の募集定員、前年度比45人増
福井県教育委員会は10月28日、平成26年度県立高校の募集学科と募集定員を公表した。坂井地区の高校再編により坂井高校が開校し、坂井農業高校と春江工業高校が募集停止となる。
【文科省】財務省の教職員定数削減発言を批判…10/29下村大臣会見
下村博文文部科学大臣は10月29日の定例記者会で留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」、財務省の教職員定数削減について発言。小中学校の教員定数削減案は「木を見て森を見ず」、未来への先行投資に対する国家ビジョンや理念が欠けていると批判した。
浜松市教委、LINEで教職員採用情報を発信
浜松市教育委員会は10月25日より、教職員採用に関する情報発信を「LINE(ライン)」で行っている。公立学校の教職員採用に関する情報発信に特化したLINEアカウントを開設するのは、全国的にも初めての試みという。
公立小中の教員1万4,000人削減の方針示す…財務制度等審議会
財務省が所管する財政制度等審議会の分科会は10月28日、公立小中学校の教職員定数について、少子化を考慮し、平成32年度までに1万4,000人を削減すべきとの方針を示した。文部科学省では、少人数指導推進のため、平成32年度までに3万3,500人の増員を要求している。
小学校教員対象の「徹底反復学習」を学ぶセミナー、長崎で11/30開催
日本標準教育研究所と徹底反復研究会は11月30日(土)、長崎大学にて小学校教員およびその他教育関係者を対象とした学力向上セミナー「基礎・基本の反復で活用力向上!」を開催する。定員は100名で、参加費は3,000円。
ICTを活用した防災授業により9割の児童生徒が意識向上
文部科学省は10月28日、平成24年度「ICTを活用した防災教育に資する教材の開発・普及のための調査研究」に関する成果報告書を公表した。ICTを活用した防災授業を実施したころ、約9割が災害時に児童生徒自身がとるべき行動について認識を深めたことがわかった。
小中学校向けタブレット対応教務支援システム、チエルが2014年3月より展開
チエルは、小中学校の教員向けタブレット対応教務支援システム「らくらく先生スイート」の展開を2014年3月から開始すると発表。教材の提供だけでなく、授業計画の作成、児童生徒のタブレット活用支援機能などを搭載している。
PC内蔵電子黒板でタブレットとの連携を充実化…NECの「BrainBoard」新商品
NECとNECディスプレイソリューションズは、タブレットPCの直感的な操作を大画面で実現する「PC内蔵電子黒板」を、2014年2月下旬から販売開始すると発表。Windows 8.1 Professionalを搭載し、授業支援ソフトを通じたタブレットとの連携が向上したという。
大学生による小中学校現場での学習支援、愛知県が情報交換会を開催
愛知県教育委員会は、「大学生による学校現場での学習支援の充実に向けた情報交換会」を、10月30日に愛知県自治センター(尾張会場・名古屋市中区)、11月13日に愛知県西三河総合庁舎(三河会場・愛知県岡崎市)で、それぞれ開催する。
【YouTubeえいご5】個性豊かなキャラと英語に親しめる「セサミストリート」
YouTubeで人気の子ども向け英語チャンネルを紹介する「YouTubeえいご」第5回の最終回は「Sesame Street(セサミストリート)」。個性豊かなキャラクターたちと人間の俳優たちがニューヨークを舞台に繰り広げる、アメリカの子ども向け教育番組だ。
【文科省】英語の正式教科化小5からで日本語教育も強化…10/25下村大臣会見
下村博文文部科学大臣は10月25日の定例記者会で英語教育の見直しで高校入試に影響、静岡県知事が学力テスト順位公表「実施要項の趣旨から逸脱」と明言、臨時的任用教員の増加による学級運営の支障などについて発言した。
千葉県公立学校教員採用2014、合格者数の最終結果を発表
千葉県教育委員会は10月24日、平成26(2014)年度千葉県公立学校教員採用選考の2次合格者発表を受け、教員採用の志願状況(最終結果)を発表した。
教職員の残業、1か月あたり95時間半…10年で10時間増
教職員の1か月あたりの残業時間は95時間32分で、このうち学校内残業が72時間56分、持ち帰り仕事を含む学校外残業が22時間36分にのぼることが10月17日、全日本教職員組合の「勤務実態調査2012」より明らかになった。10年前の2002年調査より約10時間増えているという。


