感染の拡大が続くデング熱。9月1日には、新たに19人の患者が確認され、国内のデング熱感染者は22人にまで増えた。蚊を媒介にして感染すると聞くと不安や心配になるが、実は感染しても重症化するのはまれだという。
政府は8月29日、「子供の貧困対策に関する大綱」を閣議決定した。貧困の世代間連鎖を解消するため、教育費の負担軽減、学校教育の学力保証、無利子奨学金制度の充実などの重点施策を掲げている。
学研ホールディングスと栄光ホールディングスは8月29日、業務資本提携を締結すると発表した。少子化の影響から、国内の教育事業分野の競争が激化する中、両社独自の技術やノウハウを提供し合い、教育ICTや語学、海外事業の拡大を目指していく。
名字由来netは8月28日、全国・都道府県別の名字ランキングを発表した。全国で人口の多い名字の1位は「佐藤」、2位は「鈴木」、3位は「高橋」だった。都道府県別のランキングも見ることができる。
東京都教育委員会は8月28日、都立高校入試の答案点検結果と調査・改善委員会の報告書を公表した。採点ミスによる追加合格者はさらに4人増え、22人となった。報告書では、マークシート方式の導入など、具体的な改善策が示された。
文部科学省は8月28日、「教育再生の実行に向けた教職員等指導体制の在り方等に関する検討会議」による提言を公表した。教育の質の向上、多忙な教職員の負担軽減などを背景に、教職員定数の計画的改善が不可欠であることに言及している。
中高の英語教師が難しいと感じているのは「英語で文法を教える」であることが8月27日、英会話教室を運営するイーオンの実態調査からわかった。学校現場で「読む」「聞く」「書く」「話す」という4技能に力点が置かれ始める中、重要度が増す項目への不安が多く指摘された。
東京大学は9月5日、2014年度夏学期「高校生のための金曜特別講座」を駒場Iキャンパスで開催する。演題は「幻の蝶ブータンシボリアゲハの自然史」。講座は1回完結。参加無料、事前申込不要。定員は先着200人。
千葉県教育委員会は8月27日、中学校の理科学習の観察・実験に特化した指導資料集「理科の観察・実験指導」を作成し、ホームページ上に公開した。中学校の理科教師向けに観察・実験の手順や注意点、指導ポイントなどをわかりやすく解説している。
文部科学省は8月27日、子どもの情報モラルを考えるキャンペーン「子供のための情報モラル育成プロジェクト」を開始した。スマートフォンの利用を家族で考えるよう提案するスローガンやロゴマークも活用しながら、情報モラルを育成する取組みを推進していく。
インターンシップで優秀な学生に会った場合、7割の企業が「直接的なアプローチ」が有効と考えていることが、アイ・キューが運営する人事ポータルサイト「日本の人事部」の調査結果から明らかになった。個別面談など、直接的にアプローチするという回答が上位を占めた。
保護者の半数が夏休み中、子どもの食生活の乱れを感じていることが、子どもの身長・体重・成長に関する情報サイト「スクスクのっぽくん」が実施した調査結果からわかった。お菓子やアイスの食べ過ぎ、栄養バランスの偏りなどを心配する声が多かった。
内閣府は8月25日、「国民生活に関する世論調査」の結果を発表した。現在の生活が1年前と比べて「低下している」と答えた人は20.9%を占め、前年より4ポイントほど増加した。女性や高齢者、主婦層などで高い割合を示した。
渋谷教育学園幕張高校は、2015年度から「高校入学支援奨学金」を新設する。経済的な理由で入学が困難な志願者を対象に入学金と3年間の授業料相当額として約140万円を給付する。採用候補者数は約5人。
東京大学は8月20日、幼若期のストレスが脳発達に与える影響を明らかにしたと発表した。マウスを用いた実験から、幼若期の社会的隔離経験が、成熟後の集団生活行動に及ぼす影響を調べた。社会性障害の治療法や介入法への寄与が期待される。
お茶の水女子大学は、平成29年度入試から新型AO入試(新フンボルト入試)を導入する。模擬授業やグループ討論などの2次選考を3日間にわたって行うなど、学生の潜在能力を見極めるため、時間をかけて多面的な選考を目指していく。